吾妻連峰 西吾妻 オオクボのチングルマ
福島の青い空
旧体制を打破せよ
御用商人の時代
自民党の判断はすべて狂ってきましたね。旧体制でがんじがらめになって、徳川時代の末期にも似てきました。
すなわ各藩の藩庫はすべて、御用商人に牛耳られ、身動きできなくなった時代だということです。
そういう藩は緊縮財政をしいられ、何事も旧弊で、つまり何もやらなかったわけです。カネのかかることは何もできないで、藩はコメの生産する単なる装置と化しました。
御用商人たちは「それが政治だと」言いました。御用商人たちとは現在の銀行のことです。
御用商人たちは、金が要るなら何もするなと言います。最低の金なら保証すると言います。国債は引き受けるということです。
こういう時代が続くとついには新興勢力によって幕府は倒されてきました。令和の井伊直弼が倒された今、それを補う勢力はどこにも見当たりません。
つまり政権交代の時期ですが、受け皿がありません。民主党政権の空中分解が早すぎましたからね。受け皿が育っていないんです。どうしたらいいんでしょうね。
受け皿であるべきはずだった民主党は離合集散を繰り返し、とうとう名前もなくなってしまいました。雲散霧消したんです。革新を目指した政権が何もなくなったってどういうことだ。
自民党に正義派いない、みんなクズ
やはり自民党の不満分子、いわゆる正義派の台頭に期待するほかないんでしょうか。
自民党は内部で改革できる党なのか、「糞土の壁は塗れぬ」という汚いことわざがあるが、志のない者には何を言って聞かせてもわからない。という意味である。
「糞土の壁は塗れぬ」=怠け者は教育してもしょうがない。自民党議員を糞土などに例えて申し訳ありません。
自民党の守株派はいずれは立ちいかなくなり、維新と組んで事態を打開しようとするがうまくいかず、やがて雲散霧消する。
守株派=いつまでも古い習慣にこだわって進歩がないこと。意味を調べたが辞書に出ていません。猟師が登場します。木の根にぶつかって死んでいるウサギを見つけました。
またウサギがぶつかるのを待って、1日中木の根を見張っていたバカの話。自民党のこと。自民党シュシュ派。
硬直化した利権誘導、企業献金の時代からそろそろ脱皮してもらわないとどうしようもない時代がやってきています。いったん我が世の春をあじわった守株派にとって路線変更は至難であろう。
コロナも失敗、経済も失敗、少子化対策も失敗、年金も失敗、医療も失敗、日銀政策も失敗でこの30年、日本はいいところがありません、落ち目の三度笠です。国の経済指標は韓国にも負けてしまいました。
え!マスコミが悪いんだって、その通りだと思います。
まさに政治の劣化とマスコミのテイタラクは比例してますね。マスコミがくだらないと、政治もくだらなくなります。安倍政権べったりだったマスコミの劣化は日本人に深い傷跡を残しました。みんなで安倍死にゴマを摺ったんです。安倍死=安倍氏の誤りです。
一体何があったのだということをいちいち検証していきたい。きちんとした反省からしか、明るい未来は生まれない。
岸田が安倍の後継の泥棒政治を目指していても、きちんとした反省があれば、岸田の横暴は防がれる。自民党の横暴とは、我田引水、自分ばかりが甘い汁を吸う。不当利益、業者癒着、不労所得(ピンハネ)である。いずれも目に余るものがあったから安倍死があったんである。
田中角栄
山奥の人たちの生活が便利になること。「それが政治だ!」
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公共事業は赤字で判断すべきではないですね。
田中角栄はたかが80人くらいの集落のためにトンネルをこさえました。批判が起きました。「それが政治だ」といった有名な言葉があります。
雪を倉庫に保存し夏まで持たせ、花卉栽培に利用しました。燃料費はタダです。新潟・会津地方ではずいぶん恩恵を受けています。
それが政治だといったかどうかはわかりません。人気の秘密がわかりますね。
また田中角栄は教師と警官の給料を一夜にして、30%上げました。諸手当・残業代込々でです。それも半年も前にさかのぼりました。正確には25%です。
半年遅れのボーナスで教師と警官は泣いて喜びました。あなた6か月分さかのぼってもらえるんですよ。教師と警官の長い戦後が終わり、遅まきながら、人並みに高度成長の恩恵に浴したわけです。
高度経済成長の陰で教師と警官は公務員ですからね、経済成長の恩恵を被ることが少なかったんです。1973年ころの話です。
それまで教師や警官は人間扱いをうけていなかったんである。だから人材がみな逃げていっちまったんです。すなわち人材確保法です。
当時の政治は躍動していました。過疎化などという言葉はなく人々が躍動していました。政治が国民を支え、国民が政治を支えていたような気がします。田中角栄も躍動していたのです。
その後いろんな教師に会ったが、田中角栄を悪く言う人に出会ったことがありません。従兄も教師だったが、新築まではいかなかったが、いろいろリホームしていたことを覚えている。
鉄道の合理化が物事の始まり。
人が乗らないから廃止だという判断するようになったのはいつごろからだったんでしょうね。
洪水被害で最近再開通した会津只見線の只見~新潟小出線は田中角栄が作りました。それまでは新潟までは通っていなかったんです。乗降客は10人くらいです。それでも田中角栄は作ったんです。
沿線の人たちがそれを望んだからです。それが政治だったんです。
今採算の取れない鉄道は、第三セクターや市町村自治体との経営の連携などを模索させられている。
停車中の只見線の列車 会津桧原駅 樹木は桐 キマダラルリツバメの故郷
会津只見線第一鉄橋
田中角栄は赤字が予想されているのに、断然路線をつくったんである。
乗る人が少ないから廃止、バスにしろ。などというようになった。世はまさに効率経営が叫ばれるようになり、採算が合わない交通機関がすべて廃止になっている。(只見線だけは免れている)
かって、戦後の復興を担った地方の交通機関も厄介者扱いにされ、合理化という名のもとに廃止されていく。そんなに合理化いいのか。次つぎに限界集落がなくなってゆく。鉄道がないんだからあたり前である。
かって、福島県の電源と東京の電源を確保して、戦後の復興に多大な貢献をした電源地帯も、次第に過疎化してハナもひっかけられない。
山奥の生活が便利になるような政治をしてくれる政治家は今では誰もいない。
赤字鉄道の廃止が日本の低迷の出発点だったような気がします。消防署が赤字でやめるか。警察署が赤字でやめるか。保健所もまた同じです。
保健所やめたのは維新だけです。大阪のあのテイタラク、一番コロナ死者が多いところになりました。貧すれば鈍すということわざがあります。心すべきぞよ。
合理化となり国民の生活が不便になって、現在の日本があります。30年間ちっともいいことなかったじゃん。