術後4日目の夕方、
先生から私の脳動脈瘤についてお話がありました。
まずは術後に撮ったMRIと脳のレントゲンを見ながら、
手術前のものと比較していきます。
先生「ここにフローダイバーターがしっかり密着していますよ〜」
先生「今はフローダイバーター設置したばかりなので、まだ脳動脈瘤は白く映っていますが、脳動脈瘤が消えればこのコブは黒くなってレントゲンに写らなくなります」
先生「そして、フローダイバーターというのは、金属量が多いので、その金属部分に血栓ができやすくなります。なのでしばらくは抗血小板剤を飲み続けるというのが大切になります。」
先生「ただ半年くらいすると、フローダイバーターの金属の上に自然と膜が張られ、フローダイバーターの金属部分が覆われる状態になります。こうなれば、抗血小板剤は必要なくなります。一応私は念の為1年くらいは抗血小板剤を飲んでもらうよう指示はしますが」
ここで私が質問します
私「私の場合は、脳動脈瘤が眼動脈のすぐ隣にあるので、今回眼動脈の入口を塞ぐようにフローダイバーター設置していますが、そうすると眼動脈の入口部分だけは膜に覆われることなくずっと金属部分が出ている状態になる気がするのですが、大丈夫ですか?」
先生「血流というのは需要と供給とで上手くできてまして、もし眼動脈がこの1本のみだったら、絶対に血栓で詰まることがないんです。また眼動脈というのは1本のみじゃない場合もあって、別から迂回して何本か通っている場合もあります。そのように複数通っている場合には、フローダイバーターを置いた眼動脈部分が血栓で詰まるという可能性も出てきたりもしますが、そうなったとしても別から血流があるので問題ないんです」
おお〜そうなのか〜
と思いましたね👐
先生「それと、抗血小板剤は一応今回は1年飲むようにしようと思ってますが、学会的にはこの抗血小板剤の飲む期間はもっと短くてもいい、短くしていこうという流れになっています。私の今まで受け持った患者さんで、あんまり真面目じゃない方は3ヶ月で飲むのやめちゃった方もいましたね(笑)とくにその方はその後何もなっていませんが、まだそこまで短い期間での確証は出てないので、あまり真似はしないように(笑)」
との事でした!
2024年9月最新時点の先生のお話です。
抗血小板剤についてじつはとても気になってたんです!
フローダイバーターについて調べた方は気になる記事見つけませんでしたか?
私が見つけたフローダイバーターに関する記事に、
【フローダイバーター手術に注意!!
抗血小板剤は本来は一生飲み続けないといけない薬です!!】
と謳っている恐ろしい記事がありました。
この記事が私の中で気になっていました。
その記事がいつの記事かは忘れましたが、恐らくもっと前にかかれた記事だったはずです。
そして書いた方は開頭手術を担当とする脳外科医の方だったかな?
なので、書かれてた外科医は基本的には開頭手術を推してるようでしたね。
そこで私の手術を担当してる主治医は
開頭手術もカテーテル手術も両方を専門にこなす貴重な両刀使いの先生です!
どちらもこなせる先生が私の手術はフローダイバーターが最善と決めましたし、
その先生が、最新で私にこう話したのですから、
私は記事の方ではなく主治医の言う事を信じます!!✨
最後にずっと気になってたことが、
先生の発言で一気に晴れた感じです!!
そして、明日は血液検査があるのですが、
先生からはほぼ明日退院となるでしょう!
と嬉しい言葉もらいました😊
ついに退院かな?やったー✨