広島に帰ったあの日、職場の上司から電話があって『とりあえず一週間有休にしとくから仕事のことは忘れて少しゆっくりしてきなさい』と言われた。
辛いこと苦しいことは極力頭の隅に追いやって広島から戻ったあとも近所の神社へお参りに行ったり八幡の瀬板の森公園に御弁当を持って出掛けたり山口県の錦帯橋までドライブしたり山賊で山賊焼きを食べたり
してリラックスして過ごした。
だけどそんな『有給休暇』も終わりが近付いてきて明日は職場の人らと話をしに厨房まで行ってきます。明後日から仕事に戻るために。腹に抱えている気持ちは色々あるけど、今は100%こちらが悪かったと迷惑をかけて申し訳なかったと頭を下げてくるつもりです。
慣れない仕事と人間関係に悩みながらも自分なりに必死で頑張ってきた彼女の半年間を無駄にしたくないからもう少し頑張らなきゃいけないし。
彼女を守りたい一心で無意識のうちに回りをぜんぶ敵にしていた自分の器の小ささも改めないと。
…そしてもう一度あのころのようにみんなと笑顔で働けるように。
コメントくれた皆さん、かおるさん、香乃さん、inkochan,サントリーさん、かなこさん、トンコさん、千春っ子さん、まんぼうさん、ふっじーさん、かわいのどかさん、ねっこちゃん。そしてメッセージをくれた、えいこちゃん、里花さん、心配して電話をかけてきてくれた竹村さん、メールをくれた戸村さん。
皆さんの言葉を何度も何度も噛み締めるたび力と元気が沸いてきます。
本当にありがとうございました。
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辛いこと苦しいことは極力頭の隅に追いやって広島から戻ったあとも近所の神社へお参りに行ったり八幡の瀬板の森公園に御弁当を持って出掛けたり山口県の錦帯橋までドライブしたり山賊で山賊焼きを食べたり
してリラックスして過ごした。
だけどそんな『有給休暇』も終わりが近付いてきて明日は職場の人らと話をしに厨房まで行ってきます。明後日から仕事に戻るために。腹に抱えている気持ちは色々あるけど、今は100%こちらが悪かったと迷惑をかけて申し訳なかったと頭を下げてくるつもりです。
慣れない仕事と人間関係に悩みながらも自分なりに必死で頑張ってきた彼女の半年間を無駄にしたくないからもう少し頑張らなきゃいけないし。
彼女を守りたい一心で無意識のうちに回りをぜんぶ敵にしていた自分の器の小ささも改めないと。
…そしてもう一度あのころのようにみんなと笑顔で働けるように。
コメントくれた皆さん、かおるさん、香乃さん、inkochan,サントリーさん、かなこさん、トンコさん、千春っ子さん、まんぼうさん、ふっじーさん、かわいのどかさん、ねっこちゃん。そしてメッセージをくれた、えいこちゃん、里花さん、心配して電話をかけてきてくれた竹村さん、メールをくれた戸村さん。
皆さんの言葉を何度も何度も噛み締めるたび力と元気が沸いてきます。
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仕事や人間関係や将来や今の環境や何もかもに疲れてしまって涙が止まらなくなった一昨日の朝。
着替えも持たず綾希のオムツだけを持って親子三人で広島へ行った。
逃げても逃げても何も解決しないことは分かっていたし、こうなってしまった明確な理由もわからないけれど最悪な結末が脳裏を過るほど精神的に追い詰められていた。
母ちゃんの墓に行きたい…。
それだけの思いで気がつくと僕らは高速道路の上にいた。
雲一つない青空の広島はぼろぼろに疲れてしまった僕らの心を優しく癒してくれた。
母ちゃんの墓の前で手を合わせ墓石を擦り涙を流していると少しずつ少しずつ気持ちが穏やかになっていった。
そして墓参りのあと親戚の伯母さんに会いに行くと突然にも関わらず暖かく迎えてくれた。
吐き出すように全てを話すと涙ぐむ妻の背中を優しく撫でてくれた。
そして母親のような眼差しで『あんたは男なんじゃけぇもっとしっかり加奈ちゃんを支えてあげんさいよ!』と尻を叩いてくれた。
本当に有り難かった。
この町には僕らの味方がいるんだと思うと少しだけ強くなれたような気がした。
そのあと十年以上前に仕事で通っていた加計という町を三人でドライブしながら懐かしい町並みの中に妻と綾希の姿を写真に納めたりした。
今まで何事にも常に『なにくそ!』って思いで立ち向かってきたけれど今回ばかりは初めてポキンと何かが折れてしまった。
帰りの車の中で妻がポツリと『凄い現実逃避だったね、なんか夢見てるみたいな時間だった』と言った。
いつもより穏やかで優しい声だった。
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着替えも持たず綾希のオムツだけを持って親子三人で広島へ行った。
逃げても逃げても何も解決しないことは分かっていたし、こうなってしまった明確な理由もわからないけれど最悪な結末が脳裏を過るほど精神的に追い詰められていた。
母ちゃんの墓に行きたい…。
それだけの思いで気がつくと僕らは高速道路の上にいた。
雲一つない青空の広島はぼろぼろに疲れてしまった僕らの心を優しく癒してくれた。
母ちゃんの墓の前で手を合わせ墓石を擦り涙を流していると少しずつ少しずつ気持ちが穏やかになっていった。
そして墓参りのあと親戚の伯母さんに会いに行くと突然にも関わらず暖かく迎えてくれた。
吐き出すように全てを話すと涙ぐむ妻の背中を優しく撫でてくれた。
そして母親のような眼差しで『あんたは男なんじゃけぇもっとしっかり加奈ちゃんを支えてあげんさいよ!』と尻を叩いてくれた。
本当に有り難かった。
この町には僕らの味方がいるんだと思うと少しだけ強くなれたような気がした。
そのあと十年以上前に仕事で通っていた加計という町を三人でドライブしながら懐かしい町並みの中に妻と綾希の姿を写真に納めたりした。
今まで何事にも常に『なにくそ!』って思いで立ち向かってきたけれど今回ばかりは初めてポキンと何かが折れてしまった。
帰りの車の中で妻がポツリと『凄い現実逃避だったね、なんか夢見てるみたいな時間だった』と言った。
いつもより穏やかで優しい声だった。
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