今日、仕事は休みですが警備のアルバイトです。かなり大規模なソーラー発電所の建設現場の監視の仕事。
現場の近くに踏切があってカンカンカンと遮断機の音がする。遮断機の音を聞くと六年前に死んだ母ちゃんを思い出す。
癌の末期、死んでしまう二、三日前から僕は母ちゃんの病室に泊まり込んでいた。病院に泊まって朝になるとそのまま仕事に行き夕方また病室に戻るという暮らし。
母ちゃんが入院していた安佐市民病院の近くにも踏切があって夜遅く終電が通り過ぎる時と早朝始発が通る時この踏み切りのカンカンカンという音が聞こえていた。
薄暗い病室のベッドの上で両腕に点滴を打たれ痩せ細った母ちゃんの寝顔を思い出すたび今でも胸が締め付けられる。
母ちゃん、あの時あなたはどんな気持ちであの踏切の音を聞いていたのですか。どんな思いで窓の外を眺めていたのですか…。
僕がまだ子供で母ちゃんが元気だった頃、仕事が上手くいかない時、よく京都の婆ちゃんに泣きながら電話してたね。それに僕の前でもお酒を飲みながら泣いていたね。いつも明るくて強かったことばかり思い出すけど心の片隅にそんな記憶が残っていました。
そんなあなたの事が子供の頃も今も大好きです。だから娘の名前にあなたの『綾子』の『綾』をとって『綾希』と名付けたんだよ。
2月の寒い朝、もうすぐ44歳になる息子の独り言です。
Android携帯からの投稿
現場の近くに踏切があってカンカンカンと遮断機の音がする。遮断機の音を聞くと六年前に死んだ母ちゃんを思い出す。
癌の末期、死んでしまう二、三日前から僕は母ちゃんの病室に泊まり込んでいた。病院に泊まって朝になるとそのまま仕事に行き夕方また病室に戻るという暮らし。
母ちゃんが入院していた安佐市民病院の近くにも踏切があって夜遅く終電が通り過ぎる時と早朝始発が通る時この踏み切りのカンカンカンという音が聞こえていた。
薄暗い病室のベッドの上で両腕に点滴を打たれ痩せ細った母ちゃんの寝顔を思い出すたび今でも胸が締め付けられる。
母ちゃん、あの時あなたはどんな気持ちであの踏切の音を聞いていたのですか。どんな思いで窓の外を眺めていたのですか…。
僕がまだ子供で母ちゃんが元気だった頃、仕事が上手くいかない時、よく京都の婆ちゃんに泣きながら電話してたね。それに僕の前でもお酒を飲みながら泣いていたね。いつも明るくて強かったことばかり思い出すけど心の片隅にそんな記憶が残っていました。
そんなあなたの事が子供の頃も今も大好きです。だから娘の名前にあなたの『綾子』の『綾』をとって『綾希』と名付けたんだよ。
2月の寒い朝、もうすぐ44歳になる息子の独り言です。
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