いつもいつも僕の事を

見つめてくれてありがとう。

こんな男のために

涙を流してくれてありがとう。



仕事を失い

魂も抜けてしまった僕は

君への優しさまで

見失いかけていました。



『…アタシは健次郎に何が出来る?』

『…アタシじゃ力になれんかなぁ?』

泣きながら

そう問い掛けてくれる君に

口を閉ざしてしまったのは

僕のギリギリの強がりでした。


本当はしがみついて、すがりついて

子供のように泣きじゃくりながら

君に甘えてしまいたい。


何もかもが苦しくて

息を吸うたび

針で刺されるみたいに心が痛い。


許せないのは

社会でも会社でもなくて

たかだか、これくらいの事で

落ちてしまった自分の弱さです。


君を幸せにしてやりたいのに

君と幸せになりたいのに

気持ちばかりが焦って

心が追い詰められて…。



タマ子…こんな僕のことを

もう少しだけ見ていてくれますか?


必ず、這い上がってみせるから。


君の温もりだけが


僕の支えだから。



心配かけて、ごめんよ。