お正月明けの仕事始めは、わかっていたけど残業・翌日も残業(笑)
だから3連休が一息つけてとてもありがたいにゃんこです。
昨年12月に観劇し、年が変わってしまいましたが感想です♪
「天使にラブ・ソングを ~シスター・アクト~ 」
全体的な感想♪
再演され続けるのがよくわかる人気作、もう本当に楽しいミュージカル!
元々映画も大好きでストリーは知っていますし、まぁ様がキャスティングされてからの観劇ですが、何度観ても楽しい作品です
アラン・メンケン氏は天才なの!?と思う程、映画と全く遜色のない耳に残る素敵な音楽の数々
音楽の持つ力を存分に味わえて、キャストのみなさんの作品にかける愛情の深さが実感できる。
舞台から溢れるパワーを受けて、とても元気になれるミュージカルです
大阪は梅芸で公演されました、生オケの響きがやはりいいですね
開演すると指揮者が「1、2!」で、オーケストラが一斉に音を奏でる、なんて贅沢なオープニング
そのオープニングの音の彩りの豊かさ・力強さで、心ウキウキ・沸き立つ気持ちになり最初からテンションMAXに
音楽だけで「シスアク」の魔法にかけられる、ミュージカルの醍醐味が味わえます。
それでは、新キャストを中心に感想です♪
エディ(廣瀬友祐)
私は廣瀬さんは「モダン・ミリー」で初めましてだったのですが、その時とんでもなくおもしろい方だという印象を持ちました、歌も素晴らしく上手で
それで、今回エディが廣瀬さんと知り期待していたのですが、廣瀬さんはやっぱり廣瀬さんだった(笑)
石井一孝さんのエディと比べると、よりデロリスに対する憧れ度が強く見えます。
彼女を好きだけど、憧れが強すぎて触れられないような感じ。
石井一孝さんのエディも素晴らしいし、廣瀬さんも甲乙つけがたい仕上がりです。
歌は超bassから高音まで、難なく響き渡らせる歌唱力で言うことがない、素晴らしいです!
高身長で朝夏デロリスとの並びもシュッとして美しい
シスター・メアリー・ロバート(梅田彩佳)
自分の意志を強く持ったことのない見習いシスター。
これまで観たメアリー・ロバートのソロ歌は、尾比久知奈さん・真彩希帆さんといった、所謂“歌姫”レベル歌手さん達。
お2人は余裕を感じさせる歌唱力の持ち主でした。
その彼女らと比べるともう少し声量がほしいところ。
今回2回観劇して、梅田さんの歌は初めて聞いたのですが(アイドル時代は知らないので)千穐楽にはずいぶんよくなられていたので驚きました、今後が期待できる方ですね
デロリス・ヴァン・カルティエ(朝夏まなと)
2023年のまぁ様の舞台は「シスアク」に始まり「シスアク」に終わる1年で、今回1年も経たずに再演でした。
間を置かずの再演は難しいとまぁ様が言われていましたが、本当にそう思います。
他の舞台もそうですが、これまで同じキャストでの再演は、初演の方がよかったと思うことが多かったんです。
それで今回どうかと言いますと、まぁ様はすごく自然にデロリスとして舞台上に存在していました。
宝塚時代からまぁ様のお芝居は、大舞台に映えながらも丁寧に感情を積み重ねる自然な感じがしていました。
コメディセンスも抜群で大笑いすることしばしば(笑)
修道院長(鳳蘭)とデロリスのやり取りがすごくおもしろくて
懺悔室で修道院長が大声の罪等を告白するシーンで、聞いていたのがデロリスと知り、
「あなたのほくそ笑む顔が見えるようです」
![爆 笑](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/001.png)
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讃美歌をソウルミュージックとして歌うシーンは、もう板についているかのようで聞き入ってしまいます
なぜ、こんなにもこのミュージカルに惹かれるのか。
それは、音楽に起因する魅力が大きいです。
シーン中で最も好きなのは、聖歌隊のみんなとメアリー・ロバートが歌うレッスンをするナンバー『さあ、声出せ』
自分の持っている辛いこと・重く沈んだ気持ちが、洗い流されるような・吹き飛ばされるような感じがして高揚感でいっぱいに
体中にエネルギーが沸き起こり昇華される感じです。
シスター達からは「全力でこの歌を歌いたい!」という、歌を歌う喜び・歌にかける情熱・集中力がダイレクトに伝わり。
シスター達と歌うデロリスの力強さ、生命の輝きを放つまぁ様の姿に心を強く揺さぶられ、涙が溢れてきます。
破天荒な生き方をしてきたデロリスが、殺人現場を目撃し命を狙われ修道院に匿われている間にシスター達と出会い。
進歩的な修道院からやって来た、新しいシスターとしてデロリスを受け入れるシスター達。
デロリスにないものを彼女らから与えられ、「スターになって輝きたい」という願いは変わっていきます。
与えられる者から与える者に。
厳しい戒律を守り粛々と生きているシスター達もまた、メアリー・ロバートに代表される「自分の人生は自分の意志で決める」という、自我の芽生えを獲得していきます。
修道院長とも、お互いを認め合う関係性を築くことができたデロリス。
大切な仲間を得て、物語はハッピーエンドへ向かいます。
まだ観たことのない方にもぜひお勧めしたい作品です
またいつか、まぁ様演じるデロリスに会える日を願って。
素晴らしい作品に出会えて宝物が1つ増えました
まぁ様 出演者の皆様、
心からありがとうございました