世界柔道、総括 | 淑徳大学女子柔道部のブログ

世界柔道、総括

男女、含めて10個の金メダル。メダル総数、23個。

日本開催というアドバンテージを差し引いても、素晴らしい結果だったといえる。

好成績の要因はもちろん全日本の選手強化が実を結んだからであるが、それだけでなく、ルール改正と各国代表2名という点も影響したのであろう。


【ルール改正】

双手刈や肩車など、相手の足を持って攻撃する全ての技が禁止された。

それによって、立ち技で組み合っての攻防が増えたことは、日本柔道に有利な展開となったのである。

組み合う前に、タックルなどで流れを止められていた展開がなくなり、技に入れるようになった点は非常に大きい。

【各国代表2名】

日本にとって代表が2名になったことは、メダルの可能性が倍になる以上に選手同士の相乗効果をもたらした。

プレッシャーが拡散され、ライバル関係なども含め、良い状態で試合に望めたのではないだろうか。

以前までは、『日本代表として負けられない』という意識が過剰に働き、力を出しきれない選手が見られたが、2人になったことで『お互いに頑張る』、『自分の試合をしよう』という意識が持てたのであろう。

以上の2点と連日に渡る観客の大声援が、日本柔道を過去最高の成績に導いたといえる。

最後に女子柔道を振り返ると、日本選手が世界で戦う為には『足技』と『寝技』が重要ということを実感した。

外国の選手は日本人の動きの良い柔道を止めようする。

その結果、体に力が入り、重心が後ろにかかるケースが多く、足技が非常に有効である。

また、女子においては外国勢と体のパワーに差が少ない為、徹底した寝技で活路を見出だせる。


これらは淑徳の柔道にも全く同様のことがいえよう。

動きのなかで仕掛ける足技と徹底した寝技は今後、取り組むべき課題である。