認知症の人は、比較的初期の段階から、時間に関する
見当がつかなくなる場合があります。
朝なのに夕方だと思ったり、夜に会社に行こうと
したりすることがあります。
時間の見当識は、時間単位のものから、曜日単位、
月単位、季節単位、年単位のものがあります。
時間に関する見当識障害の対応としては、大きな時計を
見えるところに置く。日めくりカレンダーを見えるところに
置く。会話の中で「今日は何月何日です」と会話の中に
日にちを取り入れる。季節を感じる花などを飾るのも
良い方法です。