高齢者の食事介助に関して、嚥下(飲み込み)状態が悪いと、まず食事形態を変える必要があります。軟らかく煮たり潰したり。刻んだり。それらにトロミをつけて気道に食物が入りにくくします。トロミはトロメリンといって粉末状で、水に入れて混ぜると溶けてトロミがつきます。お茶やジュースに入れても効果的です。後、持ち手が太くなったスプーンやこぼれにくいお皿などの自助具もあります。食前に耳の後ろから下あごにかけてマッサージをすると、唾液が分泌されて食事が摂りやすくなります。