未知の氷点下 | 愛は言葉の壁を越えるのか

未知の氷点下

日本の感覚では12月といえば
やっと冬になったところ
本当に寒いのは1月~2月ですよね

首都圏に住んでいると
寒い寒いと口では言っても
実際のところそんなに寒くはありません

子供のころ雪国にいたせいか
数年前まで高地にいたせいか
真冬の0度はあたたかいという感覚です

それでもせいぜいマイナス10度くらいまでの環境でしか
暮らしたことはありません

以前フィンランドへオーロラを観に旅行した時も
ノルウェーへ彼を訪ねて行った時も
幸いそれほど寒くありませんでした

ここのところ彼から聞くあちらの気温は
常に氷点下で
マイナス10度から20度くらい
もっと下がることもあるそうです

どんな感じなのかちょっと想像がつきません

そもそも四季がバランスよく楽しめる日本と違って
1年の半分が冬だと言っても過言ではないノルウェー
長くて暗くて寒い北緯62度の冬

実際に冬のノルウェーを体験したとき
寒さはたいしたことがなかったにもかかわらず
日照時間の短さにすごく凹みました
こんなところで暮らせるかしらと不安な気持ちにもなりました

そんなネガティブな気持ちを
いつの間にか変えてくれたのは
写真家の星野道夫さんの作品です

このブログでも何度か書いたかもしれませんが
アラスカの自然に惹かれて移り住み
アラスカで若くして亡くなった方です

写真ももちろんですが
彼の残した文章に触れる機会があるたびに
北極圏の四季に興味を持つようになりました

アラスカとノルウェーでは異なる点もたくさんあると思いますが
共通点もありそうです

今では
ノルウェーの厳しい冬も含めて
それぞれの季節を楽しめそうな気がしています

北欧の冬にくじけそうになったら
星野さんの書物、オススメです



(文藝春秋のHPより)