出生前検査で18トリソミー陽性となり、人工死産を選択した記録です。

必ず【はじめに】を読んでから先にすすんでください。



入院2日目の続きです。



15時、3回目の診察です。

行く前に助産師さんから、進んでる場合はそのまま分娩室に行く可能性もあるので、ベッドに敷いている防水シートと、貴重品、お水を持って診察に行くように指示をされていました。

なので、いよいよかもしれないと思いながら準備をして行きました。



ただ、言われていた風船も出てくる気配はなく、本当にこれ進んでるの?とやたら不安になってきました。



先生が診察して、やっぱりあまり進んでいないとのこと。

一度入っている物を取り替える処置をしたのだと思いますが、それが信じられないくらいに痛いんです。

これが、皆さんのブログで読んだアレなのか…!



5分くらいでしょうか、息を吸うことも忘れるくらいの痛みに生理的な涙が出ました。

看護師さん?助産師さんかな?が「がんばれ!深呼吸して!」と励ましてくれたのが嬉しかったです。



処置がおわり、膣剤を入れてもらいフラフラになりながらまた部屋で待機になりました。



さっきとは段違いにお腹は痛くなってくるし、でもまだまだかかるんだろうという不安、様子を見にきてくれた助産師さんに見通しを聞いても個人差があるからなんとも言えない、という返事しかもらえず、ただ待機するしかない状態に段々と精神的に辛くなってきました。



そして17時過ぎ、再度呼ばれて診察を受け、今日はもう進まないと判断した先生から、「今日はもう痛いことはしないよ、明日頑張りましょう」と告げられました。



薬のおかげで陣痛はついてきてるし、ゆっくりだけど確実に進んでいると言われても、ただ待つしか出来ない身としてはどうすることも出来ずに焦りがでできました。



まだ小さすぎる赤ちゃんはこの陣痛を起こす薬に耐えられないと、どこかで読んだことを思い出して、つらく苦しい思いをさせているのだ、早く楽にしてあげたいと、そんなことばかり考えていました。



夕飯の時間、旦那さんがお見舞いに来てくれましたが、あまり食欲もなく横になったまま30分を過ごしました。

寝ている私の隣に座って、ずっと体を撫でてくれていたことがとても嬉しかったです。



そんな感じでやっぱり2日では終わりませんでした。