ネット上ではイクイノックスの衝撃の余韻が収まらず、様々な称賛の声が溢れてるが、
2000m 1:55.2は確かに早いが
当日の8R 3歳以上2勝クラスの本栖湖特別2400mも2:22.8 と早かった
勝ったダノンギャラクシー(ルメール)は2着に7馬身つける圧勝だったが
レースを見てると7頭立ての2番手から進めて直線は千切るだけ
まるで天皇賞の予行演習
2着のファンタジア(モレイラ)が2:23.9なので2勝クラスとしては早い
当日の馬場はかなり時計が出る状態だったのだろう、そしてペース配分より馬を気持ち良く走らせればバテないという事もルメールは理解していたのかもしれない、
この日はほとんどルメールは先行していたので馬場の感触をほぼ把握して大一番に臨んだに違いない。
おそらく8Rのダノンギャラクシーの背中で、イクノックスの乗り方を決めたはずだ。
そして、馬の能力もさることながら、騎手のコースに対する下準備も全て揃っての圧巻のパフォーマンスとして実を結んだのだろう。
ぶっ飛ばしたジャックドールの
1600通過時は1:32.1、そこから400m踏ん張れるかとなると疑問符がつくが
番手のガイアフォースが1:56.2で上りが35.5
これはコースの違いもあるが、前走のオールカマーの35.7より早くバテていないのが解るのではないか…
2着のジャスティンパレスに至っては上りが33.7を計測し、彼の生涯で最高の数字を叩き出してる
プログノーシスも33.9の脚を使い、これも金鯱賞時と同じ時計だ
すなわちレコードは手放しで喜べない