今週 は、オーストラリアのクイーンエリザベスステークス
このエリザベス女王の名を冠するレースは世界中にあり、昨年亡くなった女王がいかに競馬を愛していたかがよく解る。
そして今回のクイーンエリザベスステークスはオーストラリアのロイヤルランドヴィック競馬場で行われる。
数年前には日本のクルーガーがここをラストランに選んだオーストラリアの象徴たるウインクス相手に大健闘したり、
ダノンプレミアムが挑戦したりと
日本にも馴染みのあるレースだと思われる。
だが、オーストラリアの競馬自体はヨーロッパやアメリカほど日本には情報が入ってこない。
今年は日本からユニコーンライオンが出走するが、相手のデーターを集めると今年に入り既に3戦してたり、連闘してたりするのも当たり前のようなタフなオーストラリア馬達、年に片手の指ほどしか走らない日本の馬達とはレース慣れが異なると思われる。
そして向こうは基本的に1200~1600のレースを中心に使われており、現地からすると2000mは少し長い距離になるのか?
スプリンターやマイラーは馬産の無い香港に輸出されるように相当層が厚いと思われる。
そして。オーストラリアは景気がいいのか、賞金も高くヨーロッパから移籍したり遠征する馬達も居てるので簡単にはいかないだろう。
実際、秋の天皇賞で勝てなかったダノンプレミアムはここでも勝てなかったようにレースのレベルは低くないだろう。
ユニコーンライオンは13番の大外、また、逃げ馬にとっては辛い外を引いた矢作勢、
応援はするが厳しい戦いになるだろう。