逃げ馬が揃った 今回の天皇賞(秋)
思い出すのはサイレンススズカか
あのような悲劇は二度と見たくないし、起きてほしくない
全ての関係者、ファンが願うところ
展開的には逃げ馬の揃った92年に似てるか…
スピードのダイタクヘリオス
スタミナのメジロパーマー
同年の天皇賞(秋)と有馬記念を見比べてみるととても面白い
当時の1800mレコードホルダーであったダイタクが猛烈なスピードで逃げて
四角手前でメジロパーマーは早々に後退…
スタミナが無いのはメジロパーマーか…?
そのハイペースでダイタクヘリオスを真っ向勝負で負かしに行くトウカイテイオー
テイオーがインから交わして突き抜けるかと思いきや
残り200で二頭ともガス欠
やって来たのは
レッツゴーターキン
ムービースター
向こう正面では先頭とかなり離れた後方だったが
前が止まると解ってたのか
前が止まったので届いたのか
鮮やかに差しきりましたね。
そして有馬記念
またもダイタクヘリオスとメジロパーマーが顔を揃え
皆はあの乱ペースに巻き込まれないように二頭を無視する
ジャパンカップで世界の強豪をねじ伏せて やはり最強だと周りに再認識させたトウカイテイオーが痛恨の出遅れ最後方からになるが
ヒシマサル等の追い込み馬は更に下げてテイオーの後ろにつける始末…
レースはメジロパーマーとダイタクヘリオスがまたやり合いながら後続をグングン離していく…
3コーナーでも50mは離れてるか…
場内が異様な雰囲気になってきても
大本命のトウカイテイオーは動かないというより腰を痛めて動けない
彼をマークしてるライスシャワーも当然動けなず
周りの馬はまるで金縛りにかかったかのように田原の動きを警戒して動けない
四角手前で今度はダイタクヘリオスが失速
スタミナなのか距離なのか
メジロパーマーは未だ先頭でゴールを目指してる
レガシーワールドやナイスネイチャが追いかけるが
ゴール前
止まったようなメジロパーマーがガス欠しながら僅かに残して戴冠
逃げ馬の恐ろしさを味わった2レース
教訓として今回の参考になるかも