ふ30年以上前になるかな…





地方からオグリキャップが来たのは
半信半疑の中央初戦

彼は強かったがまだ歴史的な名馬の予感は無かった
そして後の皐月賞を勝つヤエノムテキと対決した2戦目

スローペースから楽々差しきりに
クラシック登録の無い事が残念がられ始めた
58kgを背負い圧勝
とんでもなく強いのでは無いかとその名が知れ渡っていく…
もし、オグリキャップが出走してたら、かなりの確率で勝っていただろう
こちらはダービー1988

ヤエノムテキは距離の壁に泣いたが
もし、オグリキャップが出ていたら…本質はマイラーと言われた彼が同じように距離の壁に泣いたかもしれないし、突き抜けたかも知れない。
そのマイル戦のNZT1988
クラシック登録の無い事の鬱憤を晴らすかのような馬なり7馬身
リンドホシの的場が追えど叩けど馬なりで突き放していく芦毛の怪物
同年のダービー馬サクラチヨノオーとどちらが強いか?
そんな話題は出なくなった…
代わりに比較され始めたのは史上最強と言われた皇帝シンボリルドルフ
同世代には敵がいない、彼がNo.1、彼が最強と熱狂的な存在に成っていく…
しかし最強を謳うなら
その当時の古馬にも連勝街道を走る馬がいた
天皇賞春1988

宝塚記念1988

後方から追い込んで来る白い稲妻の異名を持つのタマモクロス。
3200mを走りながら上がりの数値でオグリキャップを上回り、
速いペースでも着いていけるスピードも持ち合わせ
天皇賞春、宝塚記念とG1連覇し現役最強古馬となり、敗れる姿が想像出来ない
秋には2頭が激突するだろう…
当時の話題はその頂上決戦事ばかりだった。