おはようございまーす
昨日は、車イスで失語症の母と一緒に公園に行き、とってもリフレッシュできた、
作文講座&アルバムカフェ
ここりん♪うえおあい
ですっ
今まで、母を施設から連れ出すときは、父か弟が一緒だったのですが
トイレや車の乗り降りの介助は、私も元々できたので、
「よく考えたら、私が母を連れ出すことだってできるじゃん♪」
と気づき、昨日、初めてのチャレンジっ
母の車イスを押したり介助したりするときに、2歳の次女に邪魔されないかが1番心配でしたが、
次女も自分の足で歩いてくれたし、待つこともできたし、困ることは何もありませんでした
むしろ、
「どうして今までやってなかったんだ!?」
っていうくらい、3人で楽しく過ごせたので、これからもちょくちょく平日に母を連れ出そうと思います
さて、今日は、そんなウチの母についてのお話を…
ウチの母、昨日チラッと書きましたが、娘たちに「ひめ」と呼ばれています(笑)
この呼び名は、長女が生まれる前に、父が考えたのですが…
車イスに座ってニコニコしているので、周りも自然と助けてあげたくなってしまう…そんな母にピッタリの呼び名だなぁ、と思います
(…ちなみに、父自身は、「ひめ」に仕える「じぃや」に掛けて、自分のことを「じーやん」と呼ばせていました(笑))
でも、そんな母に、こちらが助けられることもたくさんあって…
詳しくは、こちらのママイキブログの方に書いたのですが…
※まだブログを始めたばかりの頃に書いたものなので、
何だか読みにくい💦
ようするに、
「“母”という存在自体が、私を癒してくれた」
というような内容なんですけどね。
1年前のこのときは、
「母親は、子どもにとって、いてくれるだけで励みになる存在なんだ」
という、一般論として、結論づけたのですが…
ここ最近、
「ちょっと、それだけではないのかも…!?」
と、思うようになってきて。
どういうことかと言いますと…
ウチの母には、
周りの人を癒し、励ます力が、
宿っているのではないか?
と思うようになってきたんです。
母が車イスで喋れなくなっても、変わらず遊びに来てくれる、母の友だち…
いつもいろいろと話しかけてくれる、施設のスタッフさん…
仕事上の付き合いを越えて、仲良くしてくれるようになった、看護師さん…
母の周りには、いつも、たくさんの人が集まってくれて、その誰もがみんな、笑顔なんです。
そんな光景を何度も見て、
「母には、私たち家族だけではなく、周りの人みんなを惹き付ける、魅力が何かあるのかも…」
と、思うようになりました。
母が、くも膜下出血で倒れて、来週でちょうど6年…
「健康にもあんなに気を付けていた、私の母が、どうして…」
という思いが、心のどこかにずっと引っ掛かっていましたが…
私、わかりました。
「母の役割」というものが。
ウチの母は、
「ひめ」という存在になったことで、
周りに癒しと励ましを与える役割を得た
のだと。
先にも述べましたが、ウチの母は、車イスに座ってニコニコしているだけで、周りに人が寄ってきてくれて、助けてもらえるんです。
それだけでもすごい魅力だと思うのですが、すごいのはその後で。
助けてもらった後、満面の笑みで、
「ありがとぉございましたっ!!」
って、言うんです。
失語症の影響で、発音や声のボリュームが少しおかしいけど…
でも、そんな、
「ありがとぉございましたっ!!」
を聞くと、
「手伝ってあげて、よかったな。」
「お役に立てて、嬉しいな。」
って思うし、
さらには、
「こうやって、誰かの役に立てる私って、ちょっとステキかも…」
って、自分自身を認めてあげられるんです。
ようするに…
母を助けたことで、
助けた側も自己肯定感が高まる
んですよ!!!
こんな風に助けた側に思わせてくれるのは、母ならではだと思うんです。
母は、助けてもらうことを恥ずかしいとか嫌だとか思ってない。
思うように動けない、しゃべれないことに、悲しくなることもあるみたいだけど、今の自分を受け入れている。
そんな風に、“ありのままの自分”を受け入れ、“今”を生きてる母だからこそ、周りにもそれを気づかせてくれるのだと思います。
私にはとても真似できないことを、ただ存在しているだけで実現できている母。
母と関わることで、私と同じように救われる人は、きっとたくさんいるのではないか?
母のパワーを、もっとたくさんの人に分けてあげたいし、母もたくさんの人と関わることで、楽しく毎日を過ごしてもらいたい!!
そ・こ・でっ!!
「ひめ」には、「ここりん♪ハウス」の常駐スタッフになってもらうことに決めました!!
(「ここりん♪ハウス」についてはコチラを参照)
…いや、“スタッフ”、というより、“マスコットキャラ”的な?(笑)
私の母「ひめ」には、「ここりん♪ハウス」に住んでもらい、そこで生活してもらおうかと思っています。
つまり、
「ここりん♪ハウス」=「ひめ御殿」
ですね(笑)。
そうすることで、
「ここりん♪ハウス」に来てくれた人みんなで「ひめ」のお世話ができて、私も楽になるし、「ひめ」も楽しい。
「ひめ」を助けたことで、心の居場所がなかった人も、上記のような流れで、自分の存在意義を見いだすことができる。
これって、めっちゃステキな相乗効果だと思いませんか
「ここりん♪ハウス」の建設は、まだまだ妄想の域を越えてはいなくて、何か、事業として始めた訳では全然ありません。
でも、私が、こうやってブログで発信したことで、興味を持ってくれた人や同じような夢を持っている人が、声をかけてくれるようになり、周りに集まってきてくれています。
おかげで、妄想にとどまらず、意外に早く実現できるのではないか…という、可能性も感じているのです。
そんな、「ここりん♪ハウス」建設という私の夢に、車イスで失語症という私の母にも、いい感じで関わってもらえる今回のアイディアが出てきて、さらにワクワクが加速しています
この、「ここりん♪ハウス」がどうなっていくのか、ぜひ、それも楽しみにしていてくださいね
(←…言っちゃった、言っちゃったぞ?実現できるのか、私…)
今日は、ウチの母ちゃんの話から、大きく広がって、私の夢の話まで、いつものように長々と、おおくりいたしましたー
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