ユルク ツヨク タクマシク [ベンチャービジネス会計白書] -5ページ目

ユルク ツヨク タクマシク [ベンチャービジネス会計白書]

頑張ることは当たり前。その上で、肩の力は抜いてリラックスして、死ぬ気で必死に生き抜きます。そんな人生もいいでしょう。
不確定要素と上手く付き合い、深い人間でありたいと思います。

こんにちは、いとうです。
2013年ももう1か月半近く過ぎていましたが・・・
いつまで年末の挨拶のエントリーのままなんだ!?って言われちゃいますんでそろそろ更新します。

テーマは・・・というか結論から入ります。

アカウンティングの知識・スキルだけで現実は変えられません
そもそもそれだけしかできない様であれば大してHR(HumanResource=人的資源)として価値はないという事です。

アカウンティングとは会計報告のような意味合いのコトバとして使われます。
成果検証であったり、収支報告であったり会社の機能としては必要な事です。

ま、そんな事は百も承知の方がご覧になられているとは思いますが、
これがその仕事のゴールではないという事をしっかり腑に落としていただきたい。

これでおしまいであれば多少のITリテラシーと会計知識があればとても楽な仕事です。
別に書類をたくさんひっくり返して電卓叩いて鉛筆カリカリするような時代ではありませんからね。
(そもそも自分はその時代に生きていないので正確には見たことないんですけどネ・・・)

少し話はそれますが ――――
 公認会計士だろうが、税理士だろうが、大企業の財務担当役員だろうが
 肩書が能力を担保しないという事が往々にしてよくあります。
 なんでこんなオッサンがこの程度の能力でこんな地位に?
 とか
 コイツこんな事しかできねーのにこんなに報酬もらってんの?
 みたいな事が平気で起こるのがこの分野のトッププレイヤーです。

不思議ですね(汗)
何でこんなことが起こるのでしょうか。

それは「数字の扱いが上手かった」だけです。
数字に強いというだけです。
あくまで定型的な業務での能力が高かったと。そしてそれが評価・認定された結果としての地位でしょう。
有資格者なんかは特にそうです。

ロジックだけで経営出来たら不況になんかなりません。
常に右肩上がり続けます。

確かにロジックの追及はある一定レベルまでは必要でしょうが、それだけじゃダメですしね。
このあたりは別エントリーで機会があれば。

では、今重要な事は何なんでしょうか。

結局は“事業を本質的に理解したうえでのアカウンティング”なのかどうかです。
出てきた数字にどんなストーリーを前後に見い出し、未来を創るのか?ということ。
ビジネスパーソンとしての素養・知識・スキルといった完成度の上にファイナンスの専門性は生かされます。

これは自分自身も常に意識していることです。

財務的な視点でダメ出ししようと思えば、現場の結果に対していくらでもダメ出しができます。
とはいえ企業価値の源泉を創造しているのはあくまでも現場なのです!

アカウンティングをしていく側の人としては現場が生み出す成果、企業価値をどれだけ高められるか?
そのためにどんなサポートができるか?このアクションこそが大切な事ではないでしょうか。

例えば・・・
 売上は伸びていたとしても、在庫が過剰になりCFを圧迫する・・・
 その結果利益構造が歪み弱体化し徐々に事業体力を奪われ徐々に売上も伸び悩む・・・
なんてよく聞く話です。
 そこでバルクでも長期在庫を解消し、CFを改善させる
 さらにはその管理コストも削減することでPLへの利益インパクトも見込める
 そして組織の生産性も戻れば事業体力も回復し全社的に快方へ向かう・・・・・・

こんなアドバイスくらいは普通に突っ込んで出来ていかないと、

紙でレポーティングして「ではシツレイします。」じゃダメなんです。

以上、オーソドックスな例で恐縮ですが、要はビジネスパーソンとしての視点を持って、
現場である事業部と“パートナーシップ”をしっかりと築けるかどうかって事です。

それが今回お伝えしたかった『価値』なんです。

よく経理と営業は利益が相反するから仲が悪いなんて言われますが(笑)
これってそもそも企業として同じ方向をむいていないからそもそも組織が歪んでるんですよ。
それはそのパラダイムを変えないとだめですね。

ではまた~