手紙4 | EaSy WaLK

手紙4

先生が熱心だったのは
バスケだけじゃない。

うちのクラスには
不登校の男の子がいた。

その子に学校に来てもらう
ために先生は
毎朝みんなで迎えに
行こうって言い出した。

みんなで朝早くに集まって
みんなで歩いて
その子の家まで行った。

その子は少しずつ
少しずつ学校に来るように
なっていった。

朝から迎えに行く人数は
最初に比べれば減った。
でもあたしを含めた
5~6人は辞めなかった。

だって学校にきてほしかった。
みんなで卒業したかった。

それに先生も毎日一緒に
迎えに行った。

毎朝楽しかったから。
全然苦じゃなかったよ。

仲間の大切さとか
チームワークとか
友情とか
全部先生が教えてくれた。

先生に出会えなかったら
あたしきっと今みたいに
生きれてないから。

先生みたいにはまだ
生きれてないけど
いつか、いつか
先生みたいに真っ直ぐ
熱く生きていきたいよ。