針治療でうつや双極、パニック障害などによる不定愁訴が大きく改善した経緯から、東洋医学の概念を健康に取り入れています。
身体が老化していくと目の下のクマが出てきますが、老化だけが原因ではないのです。
ここ最近、目の下のクマが目立っており、黒く青っぽくなっているのですが、原因を多くの方が知っているようで、知りません。
目の下のクマについて調べると「血流」「睡眠不足」と書いてあるのがほとんどなのですが、どうして血流が悪くなっているのかを解明してあるモノは少ないのです。
現在、黒くくすんで青っぽく目の下のクマが出来ている原因を調べるのは、ベロの特に裏側の状態を見ればわかります。
ベロの状態を診るのを舌診と言います。
ベロの裏側は静脈と動脈が透けて、目視で一緒に見れる唯一の箇所であり、見たところ、青っぽいのが目立っていました。
青っぽいのは静脈、赤黒いのは動脈の血管であり、
同時に均等に青と赤がバランス良く視える状態が正常です。
床屋の赤と青は血管の動脈と静脈を表しているのです。
ベロ裏で赤が目立つ、青があまり映っていないと言う事は、血圧の動脈が高いと言う事です。心拍数が多くなって動脈の方が強くなっている状態です。
青の方が多く浮き出ている場合には、うっ血している状態で、
心臓から出てくる時よりも還る方が詰まっているわけです。
これは多くの場合、腎臓が悪い場合が多いです。
浮腫んでいる状態もそうです。
このことが目の下のクマにも言えるのです。
目の下のクマには青っぽいのと、赤っぽいのが出ます。
目の下のクマと言うのは、目の周りに眼輪筋と言うものがあって、そこに薄い脂肪組織があって、その上に皮膚が乗っかっていて、透けて見えているのがクマなのです。
ですから、赤クマだとか青クマ(黒クマ)だとか、血の巡りが悪くて透けて見えているのと、それから加齢で皮膚がたるんできて薄くなって見えている状態なのです。
目の下のクマが青っぽいと言うのは、静脈が詰まっている事なので、腎臓疾患だとか、脾臓が悪いとか、あるいは、水分の摂り過ぎで(水毒)が原因として考えられます。
陰陽五行の働きで言うと、木・火・土・金・水の中の
水(腎臓・膀胱)が悪くなっていると言えます。
水の働きが悪くなっているのを改善するには、一つ前の金
ですので、肺の働きと大腸の働きを良くする事です。
大腸の働きが悪いと水を吸わなくなるので、または、吸い過ぎたりすると浮腫むので、また、酸素が足りないと血は黒っぽくなるので、肺の働きが弱くなります。
金の肺と大腸を改善しないと、
水の腎臓・膀胱の働きも良くはならないのです。
そして、水、腎の機能がちゃんと働いて浮腫みが取れると、
ベロの裏側を診た時に青っぽく目立っているのがなくなってきて、赤と青が同じになってくると、目の下の青黒いクマも自然と治っていくのです。
水と言うのは、
職場が変わったとか、
環境が変わったとか、
家族とうまくいっていないだとか、
子供が引きこもりになっただとか、
姑の面倒を見ないといけなくなってしまっただとか、
解決したくても解決出来ない環境にずっと居ざる負えないだとか、
環境適応が出来てないと言う概念に当てはまります。
単純にストレスと言っても、西洋医学ではどんなストレスなのかが、良く分からないのです。
環境適応が出来ず解決できないと腎が悪くなって浮腫む。
そうすると、目の下のクマが青黒くなって目立つのです。
逆に目の下が赤っぽい時は、皮膚が薄くなるか、心臓の心拍数が高いと言う概念に当てはまります。
皮膚が薄くなると言うのは、悲しみの概念に繋がっていて、血圧が高く、ベロの裏側が動脈の赤で目立っているので、クマが赤ってぽく視えて、怒りと関係してくるのです。
それと、
植物性のオメガ6の油を過剰に摂り過ぎがクマの原因です。
パンを油で揚げた菓子パンや惣菜パンがそうです。
腎臓、膀胱が悪くなります。
そうすると、
目の下のクマが青っぽく目立つようになります。
植物性の油の使用量は、日本では戦前と比べ38倍に増えていて、そうすると、高脂血症や高血圧、前立腺や甲状腺に異常が出てきたりするのです。
そして、目の下のクマにも影響しているのです。
ですから、食事をもう一度見直してもみましょう。
そんなに植物性の油を使った食べ物を摂っていないと言う事は、
少なからず、毎日摂ってしまっている自覚を持つ事です。
原因が除去出来て改善されたら、
急いで美容外科に行かなくてもいいかもしれません。
そもそも、
目の下の涙袋が溜まっていると言う事は、
脂肪がたまっていると言う事です。
脂肪がたまっているのも黒くクマになってるのも、先ほどと同じ理由でなっているのです。