天気が悪くなってきたり、湿気でムンムンとしてきたり、台風などで低気圧が発達すると、内耳が刺激されて身体が重だるく倦怠感を感じたり、疲労感が強くなったり、頭がボーっとしたり、耳鳴りが起きてめまいがしたり、動機がして落ち着かなかったりと、更にはメニエール病に発展したりと、自律神経が乱れているる方が多いです。

 

 

 

 

このような症状は、水分の摂り過ぎで身体の中に余計な水が溜まり、水毒のような形でも上記のような症状が出るのですが、

 

 

 

 

交感神経が優位で気象病の症状が出るのではなく、

活発な活動を促す交感神経が疲弊して擦り切れてしまっていて、副交感神経が優位になってしまっている事によって気象病が表面化してくるのです。

 

 

 

 

自立神経はバランスが大事であり、副交感神経優位のままでも、自立神経失調症の症状が表出するのです。

 

 

 

 

 

自律神経失調症的な症状が出てくると、もうじき天気が悪くなってくる事を予言者の如く言い当てられる方がいますが、やはり体調が悪くなるのは好ましい事ではないので、改善策を載せたいと思います。

 

 

 

気象病などで表出する自立神経失調症は、西洋の薬では治せません。

 

 

 

気象病が表出している時は副交感神経が優位になっていますので、へその下の下丹田に力を入れて、浅く早い丹田呼吸をして、副交感神経と交感神経のバランスを整えます。

 

 

 

 

 

逆に呼吸が乱れ、脈が速く、汗が多く出て、不安や緊張が強い時は、交感神経が優位で副交感神経が弱くなって擦り切れてしまっているので、深いゆったりとした呼吸を繰り返す事によって、副交感神経を活発にし、交感神経とのバランスを取ります。

 

 

 

このような巷の呼吸法のやり方を見ると、どれもこれもゆったりとした呼吸ばかりですが、気象病のように副交感神経優位で自立神経が乱れている時に実践してしまうと余計に体調が悪く乱れるので注意が必要です。

 

 

 

 

 

 

 

自律神経失調症状が出ている方を検査すると、何らかの原因で交感神経が疲れて擦り切れてしまっていて、実は、交感神経ではなく、副交感神経が優位になってしまっていて具合が悪くなってしまっている方が大半なのです。

 

 

 

そして、睡眠時無呼吸症候群のある方だと、交感神経も副交感神経も弱って擦り切れて、自立神経が最悪な状態になってしまっています。

 

 

 

 

 

副交感神経優位の時に、擦り切れてしまって弱っている交感神経を高めてバランスを取るために、丹田呼吸をすると先に述べましたが、丹田呼吸にも色々とあり、推奨する丹田呼吸の動画を載せておきます。2パターンあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

副交感神経優位で交感神経が擦り切れている時は丹田で、早くて浅い呼吸を繰り返す事によって自立神経のバランスが整ってきます。