11月11日午後、大磯駅前にあるエリザベスサンダースホーム
「海の見えるホール」で、澤田美喜記念館主催による特別講演会
「澤田美喜 戦後史に残る社会福祉事業」が開催された。
澤田美喜は、三菱財閥創始者・岩崎彌太郎の孫として生まれ、
後に外交官の妻となり欧米社交界にも知られた存在だったが、
第2次世界大戦後、進駐軍兵士と日本女性の間に生まれた
子どもたちの姿に心を痛め、大磯の旧岩崎家別荘を買い戻して
エリザベスサンダースホームを創り、子どもたちの「ママちゃま」
として、大きな働きをした人である。
〈エリザベスサンダースホーム・海の見えるホール外観〉
第1部は『GHQと戦った女 沢田美喜』の著者で、米国在住の
ノンフィクション作家青木冨貴子氏のお話しがあり、
10年にわたる米国外交文書の調査や当時を知る人々への取材
から同書ができたことがよくわかった。
〈海の見えるホールから見た相模湾〉
第2部は澤田美喜記念館館長の西田恵子氏から、
「澤田美喜 2つの業績」と題し、隠れキリシタン資料を蒐集した
美喜の思いについてお話しがあった。
講演後には、卒園生、元職員をはじめ、同ホームゆかりの方々
がママちゃまの思い出を語られた。
草苑保育専門学校特任講師・安田祥子先生にお目にかかる
ことができたのも私にとって良い思い出となった。
〈園内の澤田美喜記念碑〉
(2017.11.21)



