ひな祭りの3月3日、大久保のパルシステム生協会議室で、
映画『残されし大地』のプレミアム試写会が開催された。
〈『残されし大地』チラシ〉
3月11日、東日本大震災6周年を迎える。
そして東京電力福島第一原発事故からも6年。
ベルギーのサウンドエンジニア、ジル・ローラン氏は、2013年に
妻の母国に来日した。
そこで原発事故後、住民が避難する際、置いて行かざるを得なか
った犬や猫に餌をやるために単身残った、松村直登氏を知り、
彼と福島県富岡町の人々の映画を撮ることを決心した。
ところが、ジル・ローラン氏は編集作業のために一時帰国していた
2016年3月、ブリュッセル地下鉄テロに遭い命を落とす。
したがってこの映画は彼の初監督作品であると同時に遺作である。
上映後、杉本彩さんと監督夫人・鵜戸玲子さんによるトーク・イベント
が行われ、監督が訴えたかったことを知ることができた。
多くの日本人に福島・富岡町の今を知ってほしい、と思う。
〈庭の椿2017年3月〉
(2017.03.05)

