武蔵工大(現・東京都市大)で教職課程を担当されていた
安田忠郎先生が主宰する安田塾(「教育・社会」問題研究会)
では、今まで5回にわたり原発問題を取り上げてきたが、
今回は元首相・衆議院議員菅直人氏を招き、
「原発再稼働で、この国は大丈夫か
~ 浜岡原発の停止から再生エネルギーの促進まで~」
と題して講演会を行った。
〈安田塾案内看板〉
今回は、いつもより広い会場を用意し、安田先生の話に続いて
映画『太陽の蓋』の予告編上映、菅直人氏の講演、質疑応答
と盛りだくさんの内容となった。
福島第一原発事故については、当時把握されていたことと、
5年たった今わかったことに相当開きがあるという。
いろいろな情報が正確に伝わらなかった理由として3つある。
①現場そのものの判断の誤り
②現場がわかっていることが東電本店に伝わっていなかった
③東電が都合の悪いことを出さない
これらの真実を見出すためには第24回安田塾講演者である
田中三彦氏が委員を務めた国会事故調を再組織する必要
があるという。
脱原発への道は厳しいものがあるが、先の新潟知事選で
福島原発事故の検証なくして再稼働は認められないと主張
した泉田知事の後継にその路線を引き継ぐ米山隆一氏が
当選したこと、台湾の蔡総統が2025年までに原発をゼロと
する方針を打ち出したのは希望である、と菅氏は述べた。
〈菅直人市民政治レポート・2016.3.11より〉
講演会終了後、場所を移して懇親会が行なわれ、参加者と
親しく懇談していただいた。
(2016.10.30)

