林怡蕿(リン・イーシェン)さんによれば、台湾の近現代政治史は以下のよう
に区分できる。

・日本植民地時代(1895~1945)
・国民党一党権威政治、統一志向=中国ナショナリズム(1945~1987)
・戒厳令解除、民主化(1980~)
・オポジション(野党)としての民進党、独立志向=台湾ナショナリズム
(1986~)
・第1回政権交代、国民党→民進党(2000~2008)
・第2回政権交代、民進党→国民党(2008~現在)

戦後1945年から49年にわたった共産党との内戦に敗れた蒋介石の国民党は、
約120万人の軍人・民間人とともに大陸から台湾に移ってきた。
彼らは外省人と呼ばれ、1945年以前から台湾に住んでいた本省人
区別される。

2.28事件以降の白色テロにより、本省人は同じ中国人である支配層の外省人
から弾圧され、1980年に戒厳令が解除されるまでは自由にものをいうことが
できなかった。
台湾独立運動家の中には台東市から25kmの離島である火焼島(現・緑島)
の政治犯として収容所に流刑された人も多かったという。

-続く-