ラジウムとは、ウランがエネルギーを放出しながら崩壊していく過程でできる物質で、
そのラジウムが崩壊したものをラドンといいます。

ラドンは自然放射線の半分以上を占めている無色・無臭のガス状の物質です。
高濃度のラドンを含む地層を通った地下水はラドンを含んだ温泉水となり、
ある一定量以上のラドンを含む温泉を法律で「放射能泉」としています。

そしてラドンを多く含んだ放射能泉を一般にラジウム温泉と呼んでいるということです。

ラドンは放射線の中でもα線を放射しますが、α線はγ線やβ線と比べて非常に高いエネルギーを持っています。
しかし、α線は紙も通れないほどに透過力が弱いため、体内に取り込んでも体外までエネルギーが出ていきません。
http://gigazine.net/news/20110317_radium_hot_spring/



つまり分かりやすく言うと放射能には4種類あり
紙でも防げるα
金属板で防げるβ
厚い鉄板で防げる γやx
厚いコンクリで防げる 中性子

でラドン温泉はα線なので安全ということです。

オマケにラドンの50%は30分で消滅するため
体に適度な刺激を与える=細胞活性=若返りのような効果を与えるということです(恐らく)

一概に放射線と言っても中性子以外は身の回りのもので防げるので・・・
ちなみに核シェルターが分厚いコンクリで出来ているのも上記理由だと思います。
鉄筋コンクリートで作った住宅にエアコンと風力発電でもつければ100%近く防げますね。

核シェルターが主に地下に作る理由は核戦争を想定して作っているので