東京電力福島第1原発1号機で起きた水素爆発事故は、
政府と東電が原子炉格納容器内の蒸気を放出する「ベント」作業を速やかに行わなかったためで、
原子炉等規制法に違反するなどとして、市民団体が14日、
菅直人首相と清水正孝前社長ら6人に対する告発状を東京地検に提出した。


 告発状では、3月12日未明には格納容器内の圧力が上昇し、ベントを行うべきだったが、
 首相が同日朝に視察した影響で実施が遅れ、午後に水素爆発が起きたと指摘。周辺住民の
 被曝(ひばく)についても業務上過失傷害容疑に当たるとしている。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110714/dst11071411560007-n1.htm