日陰者 夏休みへ向けて! | 日陰者(風俗スタッフ物語)

日陰者(風俗スタッフ物語)

風俗業のスタッフ(日陰者)として生きてきた俺の経験をつづって行きます!
基本、俺の唯一尊敬出来た店長の
気まぐれでヤリっぱなし!でもとてつもない売り上げをキープしていた店長の話になると思います

本部から連絡ありました!


学校の夏休みへ向けて、フードデリバリーの子供食堂の強化をするそうです!


両親が仕事行ってたり、片親や貧困で食事、特に昼と夕食がカップ麺やおにぎり


良くてコンビニ弁当になったりする子供達の為に強化するそうです!


出来れば朝食も考えるそうです!


サエさんの運営する児童養護施設でも


夏休み期間中は、子供食堂として受け入れをするそうです!


正直言うと、養護施設ではせんでいい思うんですが…


施設の子供達、学校でイジメや差別にあったりしてる事もあったり…


施設の子達をいじめたり差別してるクソガキ共に


サエさんがメシ食わせたる必要はあらへん思います!


でもサエさんは


「施設でご飯食べれたら、学校でいじめや差別されなくなるかもしれないでしょ?

友達になれるから!

それに、子供に罪はないよね?

差別させる親が悪いんだから!

施設の子と遊ぶなって言ってる親や

同じクラスにしない様に学校に言ってる親もいるみたいだし。

悪いのは親!

子供に罪はないよ?」


どこまで優しいんか…


養護施設では、秋葉原軍団が無償でパソコン教室や、ロボット教室ひらいたりして


近隣との関係は、かなりよくなってますが


それでもまだ差別はあるみたい…


サエさんが言うなら、俺らは何も言えませんが


モヤモヤは残ります…


やっぱりオヤジなんでしょうね…


オヤジは小学校へは、給食を食べる為に行ってた…


漁師やったお父さんは、稼ぎはほとんど酒と博打に消えて


お母さんのパートで生活してた…


そのお父さんも酔って船を出して、事故でお亡くなりになりました…


それからお母さんのパートだけ…


少年院も


「朝昼晩メシ食えるし、タダや!

俺が少年院入ったら、おかん楽出来るやん!

最高やで!」


親孝行?の為に少年院に入る様な事ばっかやってたと


オヤジの幼馴染の海街のマスターが言ってました…


ほんでオヤジは俺らのトコに赴任して来てくれた時に


「腹一杯メシ食えたら、悪さはせえへんなるもんや。」


そう言ってました!


「みんなが腹一杯、メシが食える様にする!」


そう言ってくれて、俺らの給料も上げてくれました!


グループ全体の給料体系は、他の同業より


スタッフも女の子達も上です!


そやからか、他に比べて売り上げ誤魔化したりは皆無です!


ホンマにメシ食う事は、精神成長には大切!


特に小さい子供らは、いつもはらぺこやし


身体の成長や、精神的な健康には


絶対に腹一杯は必要!


グループのフードデリに、夏休み期間の売り上げを本部に上げる必要なし!


全額を子供食堂の費用にして、足らずは本部から支給する!


て通達出したそうです!


子供達が腹一杯メシ食えて、元気に笑う世界!


オヤジが目指した世界!


戦争が起きてようが、これから戦争が起きようが


俺らは、子供達が腹一杯メシが食えて元気に笑える世界を目指します!