選曲・解説は、田家秀樹さん。
さて、最後を飾るテーマは?
DISC ② / 故郷の歌
帰りたくなったよ / いきものがかり
my home town / 小田和正
ホワイトロード / GLAY
大空と大地の中で / 松山千春
昨日故郷へ帰る夢を見た / ふきのとう
故郷未だ忘れ難く / 海援隊
ふるさとのはなしをしよう / 北原謙二
ふるさと / モーニング娘。
故郷になってください / THE BOOM
フルサト / 槇原敬之
わが美しき故郷よ / 畠山美由紀
カリント工場の煙突の上に / 玉置浩二
案山子 / さだまさし
大晦日の歌 / レミオロメン
帰省 / 中島みゆき
「帰りたくなったよ」 / いきものがかり
自分はどこに帰るべきなのだろう。本当に帰るのは、どこなのだろう。"THE J-pop"。2008年、9枚目シングル。
「my home town」 / 小田和正
(解説抜粋)同じ生まれ故郷であっても、東京に代表される大都市生まれは地方出身者のもつ"故郷"というイメージとは少し違うかもしれない。"故郷"というより"HOME TOWN"。横浜もそういう街というのがこの歌だろう。93年発売「MY HOME TOWN」のタイトル曲。表記は小文字だ。小田和正は横浜市の金沢文庫、いきものがかりも同じ神奈川県出身。厚木と海老名。「横浜じゃない」という自虐ネタにもなったりする。今回は、2016年ベストアルバム「あの日 あの時」から収録。
小さい頃、私の故郷の長崎から見れば、神奈川県も埼玉、千葉も東京だったなぁ(笑)
「ホワイトロード」 / GLAY
関東出身者にとって、同郷という人たちの絆の強さは羨望の対象だったりする。同じ町から上京して夢に向かってチャレンジしてゆく。函館の音楽仲間で結成されたGLAYは、そんな代表的な存在。2004年、デビュー10周年。
誰だったか、「親に紹介してもいいビジュアル系」とか言ってたなぁ(笑) でも確かに、「GLAYのファンです」とか言われたら、信用できる奴に見えてくるかも。
「大空と大地の中で」 / 松山千春
北海道出身でこの題名、あの声。もうこれ以上の説得力はないでしょう。
2001年に北海道で行った野外イベント「EXPO」でGLAYのTERUが「見てくれ、これが北海道の空だ」と叫んだそうだ。いいねぇ。
「昨日故郷へ帰る夢を見た」 / ふきのとう
77年アルバム「水車」収録。年末になってこの歌のような夢を見る人もいるに違いない、と。ふきのとうの二人は札幌出身。
最近、実家に帰る度、街の景色よりも両親の年老いてゆく姿のほうが変わりやすいなぁ。。
「故郷未だ忘れ難く」 / 海援隊
(解説抜粋)故郷を出て東京に向かう。それがどのくらい大変なことだったか、今の若者に理解できるだろうか。青雲の志を抱いて後にした故郷。一旗あげるまで帰らないという決意は九州特有だろう。73年発売アルバム「望郷篇」の1曲目。ちなみに最後の曲が大ヒットした「母に捧げるバラード」だった。福岡出身。
「ふるさとのはなしをしよう」 / 北原謙二
昭和30年代の歌謡曲の中の王道路線が、望郷歌謡曲だったそうだ。集団就職などで上京してきた少年少女が都会の生活に疲れて思う故郷ソング。代表的な歌い手が元民謡歌手、三橋美智也。1965年ヒット。作曲は"浪花のモーツァルト"キダ・タロー。(あ、探偵ナイトスクープの人や。)
「ふるさと」 / モーニング娘。
でも30年代、40年代と歌い継がれた感じで、現在のアイドルも歌ったところを見ると、普遍のテーマなんでしょうね。安部なつみさんの実家(室蘭)への報告ソングでは?とある。つんく作。MVも北海道美瑛町で撮ったらしい。
「故郷になってください」 / THE BOOM
大衆音楽は、その時代の新しい要素が加わり後から聴くと"故郷感"が変わってくる、と。そんな日本の音楽の源流をたどろうとしたバンドだった、とあります。
「フルサト」 / 槇原敬之
この人のあったかい声質は、冬が似合いますね。企画ものベストアルバム「秋うた、冬うた」は傑作でした。しかし…この歌はなかったなぁ。どんだけ名作があるんだ。大阪出身。
2010年アルバム「不安の中に手を突っ込んで」収録だそうだ。元は夏川りみへの提供曲のセルフカバー。
「わが美しき故郷よ」 / 畠山美由紀
彼女の出身は、宮城県気仙沼。2011年、実家とも連絡がとれず、変わり果てた街の映像を見ながら自分を落ち着かせようと書いた曲だそうだ。
「カリント工場の煙突の上に」 / 玉置浩二
93年発売。旭川出身。作詞の須藤晃は富山県。それぞれの故郷への思いが重なりあったのだろう、と。
そういえば、このシリーズに出てくるアーティストは、北海道や九州出身が多いな。
私は都会に出たいと言いつついきなり東京は怖くて大学は大阪へ(笑)。就職は47都道府県どこの配属かわからず、行かされたのは千葉県でした。そう、遠くなればなるほど、故郷が恋しくなったかもしれない。(ちなみにこの後、転勤で札幌へ笑)
「案山子」 / さだまさし
(解説抜粋)この歌は、"故郷"の側、つまり帰りを"待つ"側の歌だ。都会に出ていってしまった人に向けた"帰郷の誘い"。雪景色の中に立っている案山子に、一人で都会生活をする人の姿が重なりあったという。もう、さだまさし独断場の世界ですね。長崎出身。
いちいちすみません、都会へ出た方へ。「驛舎」(えき)という曲も、いつか聴いてください。私は九州に戻った日、実家に帰る前に立ち寄ったHMVで普段聴かないさだまさしのベストを何故か試聴コーナーで聴いた時、、涙が止まりませんでした。まわりに見つからないよう、信じられないくらいの量の涙を流してしまったのは、ここだけの話(^^;
「大晦日の歌」 / レミオロメン
レミオロメンは山梨出身の3人組。2010年アルバム「花鳥風月」の中の曲。故郷に"帰らなかった"二人が一緒に"帰る日"は来るのだろうか、と。大晦日にもいろんなドラマがありますよね。
「帰省」 / 中島みゆき
これまた良い曲だなぁ。。
"帰省するのは、帰京してからの日々のため"、という歌詞。つまり、故郷から都会へ帰る歌。
ケータイ小説のような歌もいいけど、やっぱり歌詞でしか巡り会えないようなストーリーこそが"歌"だ、なんてオッサンは言っちゃう(照れ)
書いてないけど、確か北海道出身ですよね。
いらんことばかりつけ足してすみませんでした。想いが強くて…。
でも、都会生まれの方独特の情緒もありますよね。いうても、田舎もんから見ればやっぱり憧れなんですよ(^^)
今回のピックアップ
あえて、日本のスタンダード 「故郷」
さだまさし 「案山子」
我が町、長崎が誇る大スター。
友達のいとこです(笑)
さっき、故郷に帰って何故か試聴コーナーでさだまさしを聴いたのは、とにかく早く長崎を感じたかったのかな?なんて
ありがとうごさいました(^^)







