NHK「SONGS」見ました。
桑田佳祐の特集でした。
今度、4曲入りのシングルを発売しますが、その全曲を歌うってことで楽しみにしてましたが、期待をはるかに上回るデキでしたね!
もう何十年も楽しませてもらって、まだ驚きを与えてくれるアーティストってそうそういないでしょ。
「愛のプレリュード」
JTBのCMの曲ですが、CMは桑田さんの映像に目が行ってしまって、ポップな曲調との認識しかなかったのです(ファン失格だな)。
今日じっくり聴いて歌詞が素晴らしく、新しいかたちのラヴソングですね。二人はまだ一緒にいるかのような…。
「大河の一滴」
UCCブラックコーヒーのCM。よく飲んでいます(笑)他のコーヒーは、コンビニではキャンペーンで安くなってるのを尻目に意地で飲んでいます!
しかし、ついにUCCも始めますね。桑田佳祐ジーンズとTシャツプレゼント!やっと得する(笑)
もとい、昔歌った「ダーリン」を少しハードに彷彿とさせる歌詞。しかし世の中を俯瞰する目線は渋谷という街中から時の流れを人生に投影し、エゴとボヘミアンの掛け合いで縦に割る多層的な構造になっています。ぎりぎりでハードボイルドにならないところが少しお茶目で、ポップに昇華させるんだよなぁ。
「百万本の赤い薔薇」
フジテレビニュース番組「ユアタイム」オープニングとエンディング曲。
市川紗椰さんのヘーゼル色と言われる素敵な瞳のアップと共にこの曲がかかり、テンションが上がります。
MCはぐたぐたですが慣れてきたのか最近心地よくなってきました。モーリーロバートソンとのアメリカ発アカデミックかつマニアックな視点も、他のニュース番組にはない自由さでなかなかイケます。
ときどき出演する解説者も市川さんにメロメロなのか、素人相手の感覚なのか、優しく鼻伸ばしながらわかりやすく説明するので、逆に私のようなバカにはちょうどいい!と膝をたたいたりしてます。
……もとい、いつもかかるのは1番の歌詞ですが、2番も番組にすごく合うと思います。ちゃんとクライアントの要望もさりげなく満たすところも心憎い。そういえばUCCの「大河の一滴」も、黒の円熟が薫りました~♪とか歌ってますね。
さて2番の歌詞には、強くあれと言う前に己の弱さを知れ~♪とあり、教育の現場や政治家の映像に使ってほしいなとか。
サビでは、命ある限りに君の幸せ祈って~♪とかあります。世の中いろんなことあって大変だけど、愛の力をナメてない?本気でいろんなものや人を愛することで解決できることって意外に多いと思うよ!っていうのが、最近の桑田さんの歌の根底にある気がしてます。
私は、故人の筑紫哲也さんに聴かせたかったなぁ。かつて「筑紫哲也のニュース23」のエンディングに、サザンオールスターズを抜擢して、「ネオブラボー」、「平和の琉歌」という名曲が産まれました。
でも、筑紫さんが期待してたのは、「百万本の赤い薔薇」みたいな曲だったんじゃないかなぁ。当時の桑田さんはちょっと頑張りすぎたような気がしてます。
という訳で、この曲がシングルのメインだ!と以前は思っていたのですが。。
「ヨシ子さん」
この曲がメイン(笑)
本当にこれまでの3曲、大、大、大好きで、どえらいアルバムになりそうだな、と思ってたらシングルに全部収まるというじゃないですか。え、どの曲がメイン?と想像してたら、「もう一曲ある」と。
ピンときました。これは、どマイナーな曲が来ると。サザンの「女神達への情歌」みたいな。当たりました。いやホント大好きです。
私が実家に帰った時の話を聞いてください(笑)
母と姉を車に乗せて買い物に行った時、「ヨシ子さん」がラジオでかかりました。あ、母は80才です。
母、「あら何、懐かしい感じ」
私、「え、うそ?」
母、「なんかね、歌謡曲とか言われるもっと前はこんな中東っぽい変な音楽が流れてたのよ」
私、「へぇ、意外と深い話かも」
母、「なんていう曲?」
私、「ヨシ子さん」
突然、姉、「年代から魔法使いサリーのヨシ子ちゃんやろ」
母、「いや、林家三平じゃない?ヨシ子さ~んって。」
ある程度予備知識があった私は、母のするどさにビビったものです。しかも、
母「チキドン、チキドンいいよる。アハハハ!」
これについては私は知らず、どんな意味?と聞くと、
「いやいやこれはいやー、ハハハ!」と理由は聞けませんでしたが昔の年代の何かあるんでしょう。
ヨシ子さんって、何かシンボリックで母性なイメージもありますよね、男にとっての。何か実態のない。だから白無垢姿が出てきたり、土着民俗姿が出てきたり。頼ってきた男の期待を削ぐようなね。でも追い返されてもまた行ってしまう不思議な魅力。
それより、追い返された後の男の冒険、それもずいぶんバカな冒険だったり、何かに憑依されたかのように夢中になったり、カオスとかでなく意外と具体的な想いで行動して、失敗して……
妄想ばかりですが、流行りばかり追って世間に振り回されずに自分というものを持てよ、失敗してもいいじゃん、そんな時は自分だけのアイドルがいれば慰めてくれるさ、先達の大物だって変わんないぜ、みたいに聴こえてくる訳です。
解釈は人それぞれ。ま、深く考えないで、のカムフラージュにチキドン、フンガ、上鴨そばがあるような(笑)
ジリジリ太陽の下で聴きたいものです。
あー、早くシングル出ないかなぁ(^^)
桑田佳祐の特集でした。
今度、4曲入りのシングルを発売しますが、その全曲を歌うってことで楽しみにしてましたが、期待をはるかに上回るデキでしたね!
もう何十年も楽しませてもらって、まだ驚きを与えてくれるアーティストってそうそういないでしょ。
「愛のプレリュード」
JTBのCMの曲ですが、CMは桑田さんの映像に目が行ってしまって、ポップな曲調との認識しかなかったのです(ファン失格だな)。
今日じっくり聴いて歌詞が素晴らしく、新しいかたちのラヴソングですね。二人はまだ一緒にいるかのような…。
「大河の一滴」
UCCブラックコーヒーのCM。よく飲んでいます(笑)他のコーヒーは、コンビニではキャンペーンで安くなってるのを尻目に意地で飲んでいます!
しかし、ついにUCCも始めますね。桑田佳祐ジーンズとTシャツプレゼント!やっと得する(笑)
もとい、昔歌った「ダーリン」を少しハードに彷彿とさせる歌詞。しかし世の中を俯瞰する目線は渋谷という街中から時の流れを人生に投影し、エゴとボヘミアンの掛け合いで縦に割る多層的な構造になっています。ぎりぎりでハードボイルドにならないところが少しお茶目で、ポップに昇華させるんだよなぁ。
「百万本の赤い薔薇」
フジテレビニュース番組「ユアタイム」オープニングとエンディング曲。
市川紗椰さんのヘーゼル色と言われる素敵な瞳のアップと共にこの曲がかかり、テンションが上がります。
MCはぐたぐたですが慣れてきたのか最近心地よくなってきました。モーリーロバートソンとのアメリカ発アカデミックかつマニアックな視点も、他のニュース番組にはない自由さでなかなかイケます。
ときどき出演する解説者も市川さんにメロメロなのか、素人相手の感覚なのか、優しく鼻伸ばしながらわかりやすく説明するので、逆に私のようなバカにはちょうどいい!と膝をたたいたりしてます。
……もとい、いつもかかるのは1番の歌詞ですが、2番も番組にすごく合うと思います。ちゃんとクライアントの要望もさりげなく満たすところも心憎い。そういえばUCCの「大河の一滴」も、黒の円熟が薫りました~♪とか歌ってますね。
さて2番の歌詞には、強くあれと言う前に己の弱さを知れ~♪とあり、教育の現場や政治家の映像に使ってほしいなとか。
サビでは、命ある限りに君の幸せ祈って~♪とかあります。世の中いろんなことあって大変だけど、愛の力をナメてない?本気でいろんなものや人を愛することで解決できることって意外に多いと思うよ!っていうのが、最近の桑田さんの歌の根底にある気がしてます。
私は、故人の筑紫哲也さんに聴かせたかったなぁ。かつて「筑紫哲也のニュース23」のエンディングに、サザンオールスターズを抜擢して、「ネオブラボー」、「平和の琉歌」という名曲が産まれました。
でも、筑紫さんが期待してたのは、「百万本の赤い薔薇」みたいな曲だったんじゃないかなぁ。当時の桑田さんはちょっと頑張りすぎたような気がしてます。
という訳で、この曲がシングルのメインだ!と以前は思っていたのですが。。
「ヨシ子さん」
この曲がメイン(笑)
本当にこれまでの3曲、大、大、大好きで、どえらいアルバムになりそうだな、と思ってたらシングルに全部収まるというじゃないですか。え、どの曲がメイン?と想像してたら、「もう一曲ある」と。
ピンときました。これは、どマイナーな曲が来ると。サザンの「女神達への情歌」みたいな。当たりました。いやホント大好きです。
私が実家に帰った時の話を聞いてください(笑)
母と姉を車に乗せて買い物に行った時、「ヨシ子さん」がラジオでかかりました。あ、母は80才です。
母、「あら何、懐かしい感じ」
私、「え、うそ?」
母、「なんかね、歌謡曲とか言われるもっと前はこんな中東っぽい変な音楽が流れてたのよ」
私、「へぇ、意外と深い話かも」
母、「なんていう曲?」
私、「ヨシ子さん」
突然、姉、「年代から魔法使いサリーのヨシ子ちゃんやろ」
母、「いや、林家三平じゃない?ヨシ子さ~んって。」
ある程度予備知識があった私は、母のするどさにビビったものです。しかも、
母「チキドン、チキドンいいよる。アハハハ!」
これについては私は知らず、どんな意味?と聞くと、
「いやいやこれはいやー、ハハハ!」と理由は聞けませんでしたが昔の年代の何かあるんでしょう。
ヨシ子さんって、何かシンボリックで母性なイメージもありますよね、男にとっての。何か実態のない。だから白無垢姿が出てきたり、土着民俗姿が出てきたり。頼ってきた男の期待を削ぐようなね。でも追い返されてもまた行ってしまう不思議な魅力。
それより、追い返された後の男の冒険、それもずいぶんバカな冒険だったり、何かに憑依されたかのように夢中になったり、カオスとかでなく意外と具体的な想いで行動して、失敗して……
妄想ばかりですが、流行りばかり追って世間に振り回されずに自分というものを持てよ、失敗してもいいじゃん、そんな時は自分だけのアイドルがいれば慰めてくれるさ、先達の大物だって変わんないぜ、みたいに聴こえてくる訳です。
解釈は人それぞれ。ま、深く考えないで、のカムフラージュにチキドン、フンガ、上鴨そばがあるような(笑)
ジリジリ太陽の下で聴きたいものです。
あー、早くシングル出ないかなぁ(^^)