上妻宏光さんのライヴに行ってきました。
初めてですよ、三味線のライヴとか。
最近は、サザンオールスターズ、ポールマッカートニー他、スタジアム系ばかり行ってて、そりゃあ盛り上がるし最高なんですが、
なんとなくステージ遥かかなた遠くにいるアーティストを直視しても当然小さく見えるし、結局悔しいけど大画面見てウォーと拳突き上げてると、ふと、テレビの感覚になる時があります。
ライヴに来てんだけどな。。
そんなある時テレビに上妻さんが登場して、津軽じょんから節を演奏した時、すごく圧倒されました。
目が釘付けになりました。
そしてMCにコメントを求められた上妻さんは、「今ライヴツアーやってまして、なるべく小さなホールを見つけて、生の演奏を聴いてもらおうと思ってるんです。生の迫力とごまかしの効かない一人舞台で。」
名前は知ってました。昔から三味線の存在をアピールするために尽力して、ロックやジャズなと畑の違う人とよくコラボして人気のある方です。もっと大ホールでも簡単にソールドアウトできるくらいです。
ただ、正直苦手でした。
あまり三味線の音と西洋の楽器が融合されてないように思えて、ただ一緒に音を出してるだけ、に聴こえたからです。
三味線の賞を総なめにしてるくらいの技術を、もっと他に活かせばいいのに、と偉そうに思ってたものです。
それがまさに、理想としてテレビに出てきた訳です。
なんか、すぐにスマホを引っ張りだして、ライヴの予約をしました。
で、やっと今日を迎えた訳です。
客席は300名収容くらいかな?
客層もこの人員の中で、すべての年齢層がいるくらい多様でした。
ここから後は、ど素人の感想です(笑)
とにかく、迫力が凄かった。
普段、テレビや、ラジオとかでは聴こえない、バチッバチッとした弾く音がスゴく、リズムのように感じます。
そして、左手でも弾いてるのがわかりました。ギターとは役割がまるで違います。これは見ないとわかりません。
これまでは早弾きに感心していましたが、一音一音の音の響き、深さ、臨場感に耳がいくようになりました。細い紐を幾重にも束ねてねじって、太い一本の綱を編んでいくようなイメージ。
太いんですよ、音が。
後からCDも聴いたんですが、やはり生の迫力には届きません。他の楽器もないから、じっくり一つの音に集中できます。
すげーーーっ!、スゲーーーっ!て。
このボキャブラリーの乏しさ(笑)
曲名はネタバレになるから言いませんが、民謡系以外の曲も三味線でやったのは、上妻さんなら想像できると思います。
日本人のDNAに刷り込まれたリズム感を、呼びさまされた感じ。帰りの車中は、ドリカムのベスト盤を外して、三味線のCDをボリュームを上げて聴いて心地よくなりました。
そういえば、一本締めで、よーーっポン!と手をたたく空気感とリズム感は、外国人はできないそうですよ(笑)
大盛り上がりでライヴも終わり、CD購入者は上妻宏光さんと握手できるとのことで、AKBのようなトキメキはさておき(笑)、並んでみました。
ついに自分の順になり、「おそらくこの会場の中で一番ど素人だと思います。普段はロック系ばかり聴いてるもので…すごい感動しました!」
と伝えると、
「そういう方に来てほしかったんですよ。そういうきっかけになるツアーになればと思って。」
購入したCDは「伝統と革新―起―」
以前聴いた、いびつな感触はまったくなく、めちゃめちゃカッコいい、本当にいろんなジャンルが自然に融合した傑作でした。
やはり15周年記念ということもあり、いろんな実験を繰り返した中でつかみとった、唯一無二のジャンルなんだなと感じました。
この中には純粋に、三味線一本の曲も入っていて、津軽三部作を演奏しています。カッコいいし、気取ってないし、凛としてるし、わかります?
皆さんにオススメです。
ぜひ、ライヴに足を運んでみては如何ですか?
ちなみに月末には、クラシックのコンサートにも行きます。最近、なんなんだろう?(^^)
初めてですよ、三味線のライヴとか。
最近は、サザンオールスターズ、ポールマッカートニー他、スタジアム系ばかり行ってて、そりゃあ盛り上がるし最高なんですが、
なんとなくステージ遥かかなた遠くにいるアーティストを直視しても当然小さく見えるし、結局悔しいけど大画面見てウォーと拳突き上げてると、ふと、テレビの感覚になる時があります。
ライヴに来てんだけどな。。
そんなある時テレビに上妻さんが登場して、津軽じょんから節を演奏した時、すごく圧倒されました。
目が釘付けになりました。
そしてMCにコメントを求められた上妻さんは、「今ライヴツアーやってまして、なるべく小さなホールを見つけて、生の演奏を聴いてもらおうと思ってるんです。生の迫力とごまかしの効かない一人舞台で。」
名前は知ってました。昔から三味線の存在をアピールするために尽力して、ロックやジャズなと畑の違う人とよくコラボして人気のある方です。もっと大ホールでも簡単にソールドアウトできるくらいです。
ただ、正直苦手でした。
あまり三味線の音と西洋の楽器が融合されてないように思えて、ただ一緒に音を出してるだけ、に聴こえたからです。
三味線の賞を総なめにしてるくらいの技術を、もっと他に活かせばいいのに、と偉そうに思ってたものです。
それがまさに、理想としてテレビに出てきた訳です。
なんか、すぐにスマホを引っ張りだして、ライヴの予約をしました。
で、やっと今日を迎えた訳です。
客席は300名収容くらいかな?
客層もこの人員の中で、すべての年齢層がいるくらい多様でした。
ここから後は、ど素人の感想です(笑)
とにかく、迫力が凄かった。
普段、テレビや、ラジオとかでは聴こえない、バチッバチッとした弾く音がスゴく、リズムのように感じます。
そして、左手でも弾いてるのがわかりました。ギターとは役割がまるで違います。これは見ないとわかりません。
これまでは早弾きに感心していましたが、一音一音の音の響き、深さ、臨場感に耳がいくようになりました。細い紐を幾重にも束ねてねじって、太い一本の綱を編んでいくようなイメージ。
太いんですよ、音が。
後からCDも聴いたんですが、やはり生の迫力には届きません。他の楽器もないから、じっくり一つの音に集中できます。
すげーーーっ!、スゲーーーっ!て。
このボキャブラリーの乏しさ(笑)
曲名はネタバレになるから言いませんが、民謡系以外の曲も三味線でやったのは、上妻さんなら想像できると思います。
日本人のDNAに刷り込まれたリズム感を、呼びさまされた感じ。帰りの車中は、ドリカムのベスト盤を外して、三味線のCDをボリュームを上げて聴いて心地よくなりました。
そういえば、一本締めで、よーーっポン!と手をたたく空気感とリズム感は、外国人はできないそうですよ(笑)
大盛り上がりでライヴも終わり、CD購入者は上妻宏光さんと握手できるとのことで、AKBのようなトキメキはさておき(笑)、並んでみました。
ついに自分の順になり、「おそらくこの会場の中で一番ど素人だと思います。普段はロック系ばかり聴いてるもので…すごい感動しました!」
と伝えると、
「そういう方に来てほしかったんですよ。そういうきっかけになるツアーになればと思って。」
購入したCDは「伝統と革新―起―」
以前聴いた、いびつな感触はまったくなく、めちゃめちゃカッコいい、本当にいろんなジャンルが自然に融合した傑作でした。
やはり15周年記念ということもあり、いろんな実験を繰り返した中でつかみとった、唯一無二のジャンルなんだなと感じました。
この中には純粋に、三味線一本の曲も入っていて、津軽三部作を演奏しています。カッコいいし、気取ってないし、凛としてるし、わかります?
皆さんにオススメです。
ぜひ、ライヴに足を運んでみては如何ですか?
ちなみに月末には、クラシックのコンサートにも行きます。最近、なんなんだろう?(^^)