もう、1位をとるかどうかではない。





いかに普段の美しい演技をして観客を魅了するか。





優勝できるかどうかの順位ではない。





どれだけ感動させてくれるのか?





内村個人総合最後の演技。

もっとも得意とする床で、少し着地のミスをした。珍しいことだ。





内村は演技を終えた後、観客に向けて、ごめんなさい、のしぐさをした。





もはや、点数がどうのこうのではない。





選手間でも、なんとか2位になってやる!と躍起になっていて、





1位は内村の指定席として、目標にもならないそうだ。





内村が演技を終えるたびに、各国の選手が握手を求め、さっすがっ!って顔してる(笑)





今、すべての演技が終わりました。





念のため、言っておきます。





内村航平、日本人28年ぶりの個人総合優勝。


おめでとうございます!





ミスしても圧勝。





でも本人や観客は、そのミスが悔しかったはずだ。





…なんて男だ。