7月18日、桑田佳祐、SPECIAL BEST ALBUM 「I LOVE YOU -now & forever-」 発売!





このクラスになると、発売してもらえるだけでもありがたい。





EXILEとか、安室奈美恵とか、アイドルの嵐とか今勢いのあるアーティストもいいよね。優秀なスタッフのもと、ちゃんと期待にも応えてるし。





でもここは25周年という歳月を噛み締めながら、今の若い人たちにも聴いてほしいなと。





だから、内容が良いとか悪いとか論外なのだ。





と言いつつ言わせていただくと(笑)





しかもまだ発売前で聞いてもいないのに(笑)





や、聴かなくても、題名を見るだけでメロディーが頭の中をかけ巡る。





まず思ったのが、曲順。
時系列かぁ。昔は曲間の時間にまでこだわったり、バラードからおちゃらけ系まで奇跡的な曲順で唸らせてたんだけど。





音楽評論家の渋谷陽一氏にして、この絶妙な曲順こそが、極めて洋楽的、と言わしめたんだけど。





これは多分、時代の流れから、曲順はファンの方々が自由に組み合わせてください、ということなんだろう。










あと、楽曲のピックアップ。





アルバム題名に従って、I LOVE YOU 的なものが選ばれるのかなぁとか、久々に夏にリリースされるから、ドライブミュージック的な気軽に聴きやすいものが選ばれるのかなぁとか。





それだと、「東京」「漫画ドリーム」「現代東京奇箪」「声に出して歌いたい日本文学」あたりは入れないだろう。





極めて、これまでのファンへの感謝の気持ちを込めた選曲を感じるんだけど、





サザンのイメージで夏のドライブで軽く聴きたい方には、





少々ヘビーで、あてが外れるだろう。





テレビバラエティー番組の音楽寅さんにも見られたが、いかに大御所か、とか、

スタッフサイドがなんでも創れるスゴイ人なんだ、と熱い想いがほとばしり過ぎるが故に、常に幕の内弁当的な見せ方ばかり…。





幕の内弁当も、毎日だと飽きるんだよなぁ。





たまにはバランスを考えず、振り切ったパフォーマンスも見たいなと。





ライブにおいても、名曲を封印してあえてマイナーなものばかりとか、新しいものばかりにするとか。





とは言えもちろん毎回、とんでもないクオリティーのライブで絶対満足するんだけど(笑)


贅沢も言わせて欲しいみたいな。





アルバムもそういう振り切ったものでよかったのに、なんて。





ま、全部持ってるから自分でつなぎあわせればいいんだけどね。





ただファンとして、この新しいアルバム、新たなファン獲得にはつながらないなぁと思えて、少し残念。





DREAMS COME TRUEも、こんな感じのアルバム出したことあるけど、やっぱりベストのディスクばかり聴いて、これだったらただのベスト盤で良かったのに…と思ってしまった。





先日のMr.Childrenのベスト盤も振り切ってたし、9月に出る山下達郎のベストも良さそう。





だからうーんってね。





いや、今回の初回限定盤につくボーナストラックなんて、昔からのファン垂涎の曲が入ってるんですよ。





いとうせいこうとリアルフィッシュと共演した、ジャンクビート東京。





これ、君にカセットをあげよう、だっけ? サブカル的な日本のラップ集CDにしか入ってなかったし。(あ、この12インチシングルは持ってますよ)





六本木のベンちゃんもなぁ、ビックリ。懐かしい。





嘉門雄三名義のアルバムは全部カバーだから仕方ないか。あ、これ、CD化はないの?





なんだかんだ、実はとても嬉しい内容だったりするんだけど、新しいファンにはなぁ。





悔しいけど、突き抜けたセールスは難しいかも。





たくさんの新曲については、また別の項で触れますね。





勘違いなさらず。

メチャ嬉しいのは当然です(^O^)





☆7月13日(金)20時~テレビ朝日「ミュージックステーション」


☆7月18日(水)22時~NHK総合 「SONGS」




楽しみ。