気温が30度近くになる日が続きましたので一気にユリが花開きました。


前回の記事で紹介した'タイニーダブルユー'

花がたくさんつくとかなりボリューミーですね。

ポットアジアの八重は少ないのでこの表現のユリはなかなかないです。




こちらも前回紹介した'タイニーダイヤモンド'

発色が素晴らしい👍





タイニーレンジャー

グループ:アジアティックハイブリッド(pot)


鉢植えや小規模な庭に合いそうです。日射量が多めな場所の方がコンパクトな草姿を保つには良さそうです。上の2品種ほど花つきはよくありません。





シャルロッツジョイ

グループ:アジアティックハイブリッド(pot)


こちらも鉢植え用の品種。タイニーレンジャーより丸みのある花をつけます。花粉の寿命が短いです。





ロリポップ

グループ:アジアティックハイブリッド


何十年も連続で咲いてくれるユリ。本当に栽培しやすいのですが残念なことにこの株はネズミに食べられているので球根がついていません。食べられたものを畑から抜いて鉢に移したのですが咲きました。今は上根だけで維持できている状態です。木子がつかなければこの株はこれでおしまいとなってしまいます。






ペイシアーノ

グループ:LA


新しいLA品種。ネットの一般流通は昨年の秋からだったと思います。今年も出ているのでピンクのLAとして今後よく流通してくれると思います。これはポット苗で入手したもので1株目にウイルス症状が出てよく分からずアルバタックスだと思っていたのですが、2株目にまともな花が開花したのでペイシアーノだと分かりました。畑にも秋にいくつか植えたのでネズミが何かをしない限り咲くと思います。





フォーエバーリンダ

グループ:アジアティックハイブリッド


こちらも昨秋に日本での流通が始まった品種です。紅色と黄色の2色咲が特徴。思ったよりもヒョヒョロな草姿でどこかlilium bulbiferumの気質を感じます。花粉欠損品種かと思ったらちゃんとした花粉が出てました。





Lilium pumilum (イトハユリ)

グループ:原種(アジアティック)

セクション:Sinomartagon


撮りにくい位置に咲くので苦戦しています。丈が高くなりすぎて倒れてしまっています。


花の寿命が短く2日間ほどしか綺麗な姿を見ることはできません。中国の原種の中では栽培は容易な部類に入ると思います。







アラビアンナイト

グループ:マルタゴンハイブリッド


豹柄模様の花被が派手派手で面白いですよね。マルタゴンハイブリッドの中にも簡単なものと難しいものが別れると思うのですがこれは簡単な部類だと思います。オレンジマーマレードとかギニーゴールドは難しかったです。





今年はネズミに派手にやられてますが全て絶滅した品種は少ないです。まだまだこれから咲きますよ😁