かつては、関西では、ラジオといえば、MBS毎日放送というくらいダントツで、MBSに人気がありました。
しかし、現在ではその人気に陰りが見え始め、急降下している最中であります。
では、何故人気が無くなったかを検証して行きたいと思います。
まず、ハガキからメールに変わったときのやり方がまずかったと思います。
その日に欲しい話題を、メールかファックスでしか取り扱わ無くなったので、関西の誇るレベルマックスのハガキ職人達が、行き場をなくしてしまい他局に流れて行ったのが、原因だと思います。
だから、MBSは各パーソナリティの力だけでやっていますから、何年も経つと飽きられ、他局へと移行されるのは、当然と言わざるを得ないでしょう。
次に、ラジコになってからは、音楽がほぼ流れ無くなったのも、飽きられた原因でしょう。
それと、あまり言いたくないのですが、MBSの看板とも言われている浜村淳の衰えでしょうね。
かつては、コンマ一秒までしゃべって、コマーシャルという技が、現在では影を潜め、話の途中でコマーシャルが流れてしまい、リスナーに不快感を与えているのが、よくないと思います。
最後に、致命的によくないのが、時報の出し方だと思うのです。
MBSは時報用のコマーシャルが、勝手に優先的に流れてくる為、各パーソナリティは時報前のトークはほとんど上の空で、それがリスナーにも伝わり、落ち着いて聴けないと、イライラ感を募らせます。
これが一番の原因だと思います。
だがしかし、巻き返す方法はいくらでもあるんです。
まず、ライバル局のABCは、夏になると高校野球の放送をするので、ABCのリスナーは他局に流れます。
このチャンスに、ハガキ職人を取り戻せば何とかなります。
要は、ハガキ職人にメールを書く時間をあげればいいのです。
来週のテーマを与え、それを一週間待つだけで、今までとは、全然違う内容の濃い番組が出来上がるのです。
何にしろ、今のままではリスナーゼロになるのは時間の問題です。
そろそろ考え、改めた方がいいですよ。
かつての王者、MBSさん。
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