PART6 批判を気にしない方法 ![]()
22.私の犯した愚かな行為
自分の犯した愚行を記録しておいて
自分自身を批判しよう。
私たちは
完全無欠を望めないのだから
E・H・リトルのやり方を見習おう。
偏見がなく、
有益で、
建設的な批判を進んで求めよう。
『道は開ける』by D・カーネギー
E・H・リトルは、世界最大の石鹸製造会社である
コルゲート・パラモライブ・ピート石鹸会社の社長。
かつては、当石鹸のセールスマンで、
初めてコルゲート石鹸を売り始めたとき、
あまり注文が取れなかったので、
仕事を失うのではないかと心配になったそう。
彼は石鹸の品質、
価格には何ら欠陥のないことを承知していたから、
問題は自分にあると考えたらしいのです。
売り込みに失敗したときなど、
何がいけなかったのかを考えながら、
売り込み先を歩き回った様子。
要領が悪かったのだろうか?
熱意が足りなかったのだろうか?
ときどき彼は小売商の店へもどってきてこう言いいました。
「私は石鹸を売りつけにきたのではありません。
あなたのご批判とご意見をうかがいたいのです。
さっき石鹸を売り込もうとしたとき、
私がどんなヘマをしたのか、それを教えてください。
あなたは私よりもはるかに経験がおありだし、
成功していらっしゃるのだから、遠慮なく思いきり批判してください」と。
この態度によって彼は多くの友だちをつくり、
きわめて貴重な忠告をかちえたのでありました。
謙虚な態度が、
現在の企業を生み出したのですね。
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