3章 幸せに満たされてしまう
「感謝の方程式」
光と闇は、100対0。
光が来れば、闇はなくなる。 ![]()
<光を投げかける>
自分自身の心が100%光だと
思わないほうがいい。
自分の心の中にも、
光のあたっている部分と、
光があたらず陰になっている
部分が必ずあるものです。
「 私は、心の陽から陰まで
光で照らせている。
陰になっている部分なんて、
1つもない 」
なんて思うのは傲慢でしょう。
こういう人は往々にして、
周りの人を陰だと思い込みます。
自分は光で、相手は陰。
暗いところを見ないように、
見ないようにするのが
「光」ということではありません。
暗いところにほんのり光をあてて、
よく目をこらして見ることも、
「光」を投げかけることになるでしょう。
「 幽霊の正体見たり枯れ尾花 」
と言います。
むやみに不安がっていたことも、
明るい光を投げかけてみれば、
恐れるに足らないことかもしれません。
『楽しく上手にお金とつきあう』by 小林正観
