第1章
否定しない、怒らない、イライラしない ![]()
~人間の心のレベルが上がるときに、
「不幸という名の試験」がやってくる~
一見、理不尽で不幸な現象が起きたときに、
そのことについて、
「不平不満、愚痴、泣き言、悪口、文句」
を言うか、言わないかが問われています。
「嫌いな人や現象というものはない。
決めているのは全部自分だ」
ということに気がついて、
何があっても一喜一憂しない。
そして、どんなことがあっても、
ニコニコできる人格者になると、
人各者になったがゆえに問われる
「お試しの現象」が起きます。
それを笑顔で乗り越えると、
人格上の「中学卒業レベル」です。
そして、その何年か後に、
今度はそれよりももっと大きな
「高校卒業レベル」の”不幸”と呼ばれる
現象が起きます。
人間の心には、9つのレベルが存在します。
①一般的に多くの人が嬉しい、
楽しいと思う現象について、
「喜ぶ」ことができる。
②一般的に多くの人が嬉しい、
楽しいと思う現象について、
「幸せ」を感じる。
③一般的には多くの人が嬉しい、
楽しいと思う現象について、
「感謝」ができる。
ここまでは、「初級」です。
④一般的に多くの人が当たり前と
思うことについて、
「喜ぶ」ことができる。
⑤一般的に多くの人が当たり前と
思うことについて、
「幸せ」を感じる。
⑥一般的に多くの人が当たり前と
思うことについて、
「感謝」ができる。
ここまでが「中級」です。
⑦一般的に多くの人が不幸と
思うことについて、
「喜ぶ」ことができる。
⑧一般的に多くの人が不幸と
思うことについて、
「幸せ」を感じる。
⑨一般的に多くの人が不幸と
思うことについて、
「感謝」ができる。
これが「上級」です。
このように、初級、中級、上級の
各段階の中に、さらに
それぞれ3つの段階が存在します。
そして、
レベルが上がるときに、
「お試しの現象(事件)」が
起こるようになっているようです。
<略>
『ありがとうの神様』by小林正観
