今年の3月にすい臓がんの手術をした父。
その父が退院して1か月半後くらいに、
ケアマネージャーを実家へお呼びした時のお話。
なかなか年配の方って、
本音を言ってくれませんよね。
特に、現在高齢者である、昭和生まれの男性は、
「 男児たるもの、こうあるべき 」
みたいなしつけや教育を受けている人が多いため、
身内にも、本心を見せてくれないシーンがあります。
私の父も、そのうちの1人。
実家で暮らしていた時分から、
父が何を考えているのか、
娘の私にも、さっぱり読めず。
いい意味で、本音と建て前を分けているんだと思いますが、
その気遣いが時として命とりになることも。
今回のような、術後の体が不自由な場合は、
特に一刻を争うことになるケースもあるので、
注意が必要です。
そこで、
民生委員さんの働きで、
ケアマネージャーをお呼びし、
今後の看護&介護のサポートの有無を、
確認してもらうことに。
約束の日に実家へ行くと、
既にケアマネさんが父へ質疑応答をしていました。
しっかりと受け答えしている父。
今までの経緯(通院や入院、手術日など)をきちんと手帳に記録してあり、
ケアマネさんから、
「 大変でしたね。全部おひとりでこなして。すごいですね 」
とお褒めの言葉をいただいてました。
私も、
「 さすが、父! 」
と改めて感心させられました。
そんなこんなで、
ケアマネさんからの診断は、
” 要介護の診断はおりず ”
様子見という結果になりました。
ただ、第三者(ケアマネ)を挟んだことで、
後半は、父も心が緩み、
「 一人暮らしなので、何かあったときに不安 」
という本音がポロリと出ました。
~そうだよね、
以前とは違う身体になって、
転倒したり、
体調が急変したりしたら、
どうやって助けを呼ぼうか考えちゃうよね。
民間では、いろいろな見守りサービスがあるみたいだけど、
ひとまず、ご近所ですぐに助けが呼べるといいよね~
というわけで、何かあれば、
民生委員の方をすぐ呼ぶよう、
父には話しておきました。
本当は、娘の誰かが、すぐ駆けつけられればいいのですが。
何せ、私と次女は実家から電車で1時間、
(ペーパードライバーと無免許者デス)
三女は県外に引っ越してしまったので。
いざというときは、昔からの格言どおり、
” 遠くの身内より、近くの他人 ”
に助けを呼んだ方が早そうです。
担当のケアマネさん、
お忙しい中、お時間割いていただき、
ありがとうございました![]()

