手に入るもの(パーティのおみやげ)
― 頭の中の声が新しい仕事を始める ![]()
セルフヘルプの本は、いつも「問題の話」で始まっている。
まず、問題を定義し、(たとえばお金がない、ストレスが多い、家が散らかっている、など)
それからその問題を解決する方法を伝授する。
この本はその正反対で、「あなたに問題は1つもない」という前提から始まる。
問題があるように見えるのは、自分で問題があると思い込んでいるからであり、
その問題を解決しようと必死になっているからだ。
ここで、「問題があるように見える」という表記を使ったことに注目してもらいたい。
ほとんどの問題は作りものであり、こちらで探さなければ存在することさえない。

