あなたの周囲で喫煙者はいますか?
『人を動かす』 byデール・カーネギー で、
こんな禁煙成功のお話が掲載されていました![]()
人を変える原則③
まず自分の誤りを話したあと相手に注意する ![]()
自分自身の誤りを認めることは―――たとえその誤りを正さず、そのままにしておいても―――
有効である。
メリーランド州ティモ二アムのクラレンス・ゼルーセンが、これを証明した。
十五歳の息子がタバコを吸っているのを発見したときのことだ。
ゼルーセンはこう語った。
「もちろん、息子のデーヴィットにはタバコなど吸ってもらいたくない。
だが、彼の母親も父親のわたしも、タバコを吸っている。
つまり、ふた親とも悪い手本を見せてきたわけだ。
わたしは、彼と同じ年頃にタバコを吸い始め、ニコチンのとりこになって、
いまではもうやめられなくなっていることを説明した。
わたしがどんなに咳に悩まされているか、息子も知っているはずだ。
そして、わたしにタバコをやめさせようとして、いろいろと気を使ってくれたのは、
ほんの数年前ではなかったかと、彼に話した。
わたしはタバコをやめさせようとしておどしたり、
タバコの害を説いたりはしなかった。
タバコの誘惑に負け、そのために多大な損をしたと自分の誤りを認めただけだった。
デーヴィットはしばらく聞いていたが、やがて、高校を卒業するまではタバコを吸わないと決心した。
その後、何年たっても、タバコを吸おうとせず、今後も吸う気はない。
デーヴィットと話した結果、わたし自身もタバコをやめる決心がつき、
家族の協力もあって、禁煙に成功した。
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