今月も毎週土曜日は、
子育て中のパパ&ママに役立つ
『子どもが育つ魔法の言葉』
byドロシー・ロー・ノルト/レイチャル・ハリス
から一部抜粋してお伝えします。
第5回目のお題は、
”子どもは、どんなときに親の同情を引こうとするのか”
です![]()
子どもは、どんなときに親の同情を引こうとするのか
~子どもは、親にかまってもらいたくて、同情を引こうとすることがあります。
「お腹が痛い」
4歳のトレーシーは言いました。
朝、保育園へ行く間際になってこんなことを言い出したのです。
「行きたくない」
トレーシーは、お腹を押さえました。
こんなとき、親は迷います。
この子は本当にお腹が痛いのか、
家で寝かせておくべきなのか、
医者に連れて行ったほうがいいのか―――。
もしかしたら、保育園へ行きたくないから嘘をついているのかもしれない。
それとも、親に甘えたいのだろうか?
家で一日のんびりさせてやるべきなのだろうか・・・。
親は、どれか一つ答えを出さなくてはなりません。
そんなとき、一番大切なことは、親の同情を引けばわがままを通せるのだと
子どもに思わせないように注意することです。
もし、学校に行きたくないために仮病を使っているようならば、
次のように尋ねてみるといいでしょう。
「学校に行ったら、どうなっちゃうと思うの?」
「家でどうしていたいの?」
「本当はどうだったら一番よかったの?」
「どうすれば、そういうふうにできると思う?」
子どもが仮病を使っていた場合、こんな親の問いかけに答えてゆくうちに、
子どもは、自分が本当はどうしたいのかが自覚できるようになります。
親も、子どもとの対話をとおして、子どもの状態をつかむことができます。
子どもは、親にかまってほしくて仮病を使うこともあります。
そんなときには、最近、子どもにどう接していたかを思い返してみてください。
もし、忙しくて余裕がなかったのなら、
子どもとの時間を増やすように心がけてほしいものです。~
私の息子も、よく、月曜日の朝になると、この手を使ってきます![]()
もっと早く、この対応の仕方を知っていたら・・・と思いました![]()
