外勤のお仕事をするようになり、
家で息子にかけている声掛けを、
私が上司からかけられることが多くなりました。
「早く!」
「よく考えれば、できるはずだよ!」
「落ち着いて!」
などなど・・・
あぁ、私は、息子にこんな言葉を投げかけてるんだ~
と子どもの立場を理解する、
いい気づきになっています。
とはいえ、
職場では部下ですし、
家庭では母なので、
それぞれの役割の中で、
やるべきことをやっていくしかありません。
相手の立場を思いやるという面に関しては、
やはり、ずっと家庭にいる専業主婦より、
兼業主婦さんなど、
一歩外に出て、
いろいろな人と接する機会のある社会人のほうが、
身に染みてわかることでしょう。
専業主婦で子育て中の方の中には、
結婚前や子供が生まれる前など、
社会人経験があった人もいるかもしれませんね。
もちろん、そこで培った経験は、
子育てにも生かせると思います。
ただ、
子どもからすると、
「 ママばっかり家にいてズルい 」
んだそう。
私も、母が専業主婦だったため、常にそう思っていました。
確かに、家にいれば、とやかく言う人もいないし、
クレームを言う人もいないでしょう。
(パートナーや同居している家族が、口うるさい上司や、クレーマーの役割を果たしているかもしれませんが)
家庭は、安心安全な場所。
けれども、社会に出れば、
家庭でのルールは通用せず、
その会社や組織のルールに従うこととなります。
子どもはそういうところを、
しっかり見ていると思います。
” 子は親の背中を見て育つ ”
本当にその通りです。
だからこそ、あえて同時期に、
親自らも、子どもと同じような立場となり、
自分の魂を磨く道へ歩んでいくと、
子どもの問題点がいつの間にか解決したり、
気にならなくなったりするのでしょう。
宇宙はよく、できています。
そして、今日も、子どもへの声掛けに、
気を付けようと思うのでありました。