先々週、先週と、運があがる条件をお伝えしてきました。
今回は、どんな条件が出てくるのでしょう?
~”集中”と”緩和”をくり返す
強運を呼び寄せる3つ目の条件は「 2つの思考法 」を使い分けることだ。
①過去の成功・失敗体験から冷静に「論理的」に推論をめぐらせて分析的に結論を導き出すような考え方→論理思考。
②頭をつかわない思考法。頭が空っぽな時、そのことを考えようとしない時にふと「ひらめく」考え方。→やわらか思考。
たとえば、誰かの名前を懸命に思い出そうとするが思い出せない。
いくら記憶をたどっても、論理的に考えても出てこない。
そこであきらめて別のことを始めると、突然予告もなしに、その人の名前がポンと頭に浮かんでくることがある。
たいていのことは、論理的思考ですむが、考えあぐねた時や、素敵なアイデアをひねり出したい時は、やわらか思考の方がよい。
もちろん、どちらがよくて、どちらが悪いということではない。
どちらの思考法も、人生に重要な役割を果たす。
ただ、私の見たところ、ほとんどの人が論理思考に頼り過ぎているように思える。
答えが見つからないと、人は一生懸命に考える。
そして考え過ぎて、自分で自分を小さな檻に閉じ込めてしまう。
何か問題を抱えている時は、腕まくりして一生懸命考えるよりもむしろ、ひと呼吸おいて別のことに注意を向けてみてほしい。
ギリシャの大科学者アルキメデスが、「 浮力の原理 」を発見したのは、研究時間ではない。
入浴中だ。
偉大な発明、発見、人生の岐路での大英断が、しばしばひらめき、直感力によることが多いという事実を思い起こせば、この試みの意味が理解できるはずだ。
” ひらめき ”” 創造性 ”は天才のものだけではない。
問題に集中して考え過ぎているなと感じたら、そこから離れて心を” 緩め ”よう。
あなたがミルクティーを飲む、熱いシャワーを浴びる、ちょっと散歩するなど、心が緩むことだったら、何でもいい。
心が緩めば、幸運が入り込むスペースができる。
『読むだけで運がよくなる7つの方法』 byリチャード・カールソン
1章 効果は「すぐに」現れる!”幸運体質”は自分でつくれる! より一部抜粋~
