つぶやくだけで元気になる「ひと言」セラピー by植西 聰 より
~第10章 前向きな自分を定着させる「ひと言」
口グセ
記憶は上書き保存がいい。
新しい夢を持とう。イヤな思い出を消し去るために。
新しい恋人ができれば、昔の恋人のことは忘れられる。
フランスの古いシャンソン
シャンソンは、フランスの歌謡曲です。
かなり古い時代から歌われ、現代に受け継がれてきました。
とても歌詞が大切にされていることでも知られ、またその歌詞には人生の真実を教えてくれるものも多くあります。
その古い時代のシャンソンの歌詞に、
「別れた恋人を忘れるのには、新しい恋をすることだ」
といった意味を語っているものがあります。
別れた恋人との、イヤな思い出をいつまでも引きずっている人がいます。
「どうして、あんな人と付き合ってしまったのだろう。
私はバカだった」
「私を裏切った、あの人のことが許せない。
死ぬまで恨んでやるんだ」
しかし、このように別れた恋人への思いを引きずるのは、本人にとって不幸なことではないかと思います。
心はいつまでも晴れず、人生を前向きには生きていけないいでしょう。
過去の恋人のことを忘れるには、新しい恋をすることです。
新しい恋をすれば、その相手との生活が楽しくなって、昔の恋人のことは、どうでもよくなってしまうのです。
恋ができなければ、新しい楽しみ、新しい喜びを見出せばよいのです。
そうすれば、過去のイヤな思い出は消え去ります。~
今回で、ひと言シリーズは最後になります。
別れと出会いの春に、ピッタリの言葉になりました。
失恋を経験した、過去の私に、贈りたいです![]()
あなたも、前向きな自分を、是非、定着させてくださいね![]()
