明日は、桃の節句。
女子の皆さんは、
女性であることに誇りを持って、
お祝いしましょうね♪
本日の「ひと言」は、
「最近、いいことないな」
とぼやいている人に、ぴったりの、
何気ないことから、幸せを見つけられるひと言です。
つぶやくだけで元気になる「ひと言」セラピー by 植西聰 からお届けします。
~第5章 何でもないことに幸福が見つかる「ひと言」
口グセ
度を超すな。
ほどほどの幸福が、もっとも心地いい。
燃え盛る大きな火よりも、身を温める小さな火ほうが、ずっといい
*イギリスのことわざ*
日本で生まれた柔道は、現在、世界中に競技者がいて、オリンピックの種目にもなっています。
この柔道の創始者は、明治時代の嘉納治五郎という人物です。
嘉納治五郎には、モットーとしていたことがあったそうです。
それは、「うまいと思ったら、やめる」ということです。
ある日、嘉納治五郎は、酒を飲みました。
「うまい」と思いました。
次の日も、酒を飲みました。
やはり、「うまい」と思いました。
しかし同時に、
「これはいかん。
うまいと思ってこのまま酒を飲み続けたら、酒がクセになっていまう。
酒の毒に当たって、健康を崩す結果になる」
と考え、それ以降、酒をやめたというのです。
酒ばかりでなく、何事においても「面白い」とか「楽しい」と思うことは
「度が過ぎると、かえって災いをもたらす」と考えました。
そして、慎みのあるせいかつを心がけたといいます。
度を過ぎるなど、欲張ってはいけない、ということだと思います。
「ほどほどの幸福感」が、もっとも心地よく感じられるのではないでしょうか。~
