ある降園時のお話です。
息子の友達で、
3人兄弟の長子がいます。
5歳にして、2人の弟のお兄ちゃんです。
彼が私に言いました。
「僕ね、大きくなったら、
ママに高い指輪を買ってあげるんだ」
なんて、親孝行な子でしょう^^
いつも、降園後は、寄り道もせず、
ママと弟たちと、まっすぐ帰る彼。
本当は、みんなのように、園庭や公園で遊びたいでしょう。
私の息子のように、虫を取ったり、走ったり歩いたり。
自分のペースで帰宅してみたいでしょう。
けれども、彼は、ほぼ毎日、
来た道をただただ歩いて帰ります。
私はそんな彼に、冗談交じりで、
「じゃあ、Tくん(我が子の名)ママにも、
安いのでいいから、買ってくれる?」
とお願いしたら・・・
「Tくんママは、してるじゃん!」
と、ピシャリ。
そうです、私は主人からいただいた指輪をはめてます。
今まで気づかなかったのですが。
彼のママは、
赤ちゃんに危ないから外しているのか、
指輪交換はしなかったのか、
リングをしていませんでした。
彼は、
自分のママが大好きで。
綺麗で、可愛いママが大好きで。
優しく、毎日美味しいお弁当を作ってくれるママが大好きで。
そんなママを喜ばせたくて。
そんなママに笑ってもらいてくて。
大きくなったら、
感謝の想いを込めて、
高価な指輪をプレゼントするのが、
夢なのです。
なんか、人の子なんですが、
”じわ~”
”うるうる”
と、来ちゃいました。
そんな私をよそに、
我が子は。
彼のママに向かって
「ねぇ~、今度、新幹線に乗って、お出掛けしよう」
と、誘ってました(^_^;)
ママさんも、
「いいね~、遠出したいね♪」
と乗ってくれましたが。
う~ん。
まぁ、これは、
うちの子の、
親孝行の形ということで。
2人がどんな大人の男性になるのか、
今から楽しみです♪
