仕事や家庭、日常の中で、
「なんで私ばかりが我慢してるんだろう
」
「周りは思いやりがない、怠け者ばかりだ
」
「私の努力は正当に評価されていない…
」
そんな風に感じて、
イライラや怒り、不満を抱えていませんか?
実はそれ、あなたが悪いわけでも、周囲が本当に酷いわけでもなく、
「自己欺瞞(じこぎまん)」という心の働きが、知らず知らずのうちに影響しているかもしれません。
自己欺瞞とは、
本当の自分の気持ちや責任から目をそらし、自分を正当化するために「現実をねじ曲げてしまう心のクセ」のことです![]()
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その結果として、
「自分は正しい」「相手が悪い」と思い込みます。
更にはその正当化を維持するために
無意識のうちに、
“責めるに値する(悪い)相手”を無理やり作り出し続けてしまう可能性もあるのです![]()
自分を守るために
わざと「敵」をつくるのです![]()
たとえば、
家事を手伝ってくれないパートナー![]()
あなたは家事や育児にフル回転
パートナーが少し休んでいる姿を見るたびに、
「私ばっかり…!」と怒りがこみあげる…
でも本当は、
「少し休みたい」「甘えたい」という
自分の本音に気づかないようにしているのです![]()
そのかわりに、
「相手が悪い」「私は犠牲者」と思い込んでいる…
これが“自己欺瞞”です。
他にも
評価してくれない上司
自分勝手な同僚などにも同じことが起こります。
本当は
・少し自信がなかった
・うまくいかなかったことに後悔している
・評価されなかったことが悔しかった
そんな自分の弱さや感情を直視するのが怖くて、
「相手が悪い」という問題にすり替えてしまうのです![]()
貴方は、
全く、いつもこの人は○○○なんだから💢
もっとまともな人はいないの![]()
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とイライラ、プンプンしていませんか?
もしかしたら、その人たちは、
貴方が自分の問題から目を背けるために
貴方の心が創り出した
都合の良い責めるに値する相手かもしれません。
本当は、相手にも事情があったり、
悪意がないことがほとんどだったりします![]()
それでも、気づかないうちに心の中では、
「この人が怠け者であってくれないと困る」
「相手が自分勝手じゃないと、罰が悪い」
「この人が悪い!」
と、相手を無理やり悪者に仕立て上げているのです。
だって、そうでないと、
自分の正当性が揺らいでしまうから…![]()
家事を手伝ってくれないパートナー
評価してくれない上司
自分勝手な同僚がいるからこそ、
私だけが頑張っている
私が正しい
と思えるようになっているのですね![]()
人は、傷つかないように、
自分を守るために自己欺瞞をしてしまいます。
これは誰にでもある自然な心の反応です![]()
だからこそ、自分を責める必要はありません![]()
でも、自己欺瞞に気づかないままでいると、
周囲に対していつも
「不信」「怒り」「被害者意識」を持ってしまい、
人間関係に溝ができたり、
自分の心が疲弊していきます…
まずは、
自己欺瞞という心のしくみを知ることが、
心を平穏に繋がる一歩となりますよ![]()
今日から、
これって自己欺瞞かも!?
と立ち止まって考えてみましょう![]()
頭ごなしに「相手が悪い」と否定するのではなく、
一人の人間として尊重する目を持って接してみて下さいね![]()