君は朱い
僕も朱い

ぷつり、と
切れて仕舞った
無感情な糸くず

鈍器の感触
蘇り
君の頭髪
撫で付けた

君の朱と僕の朱
時限から何から何まで
統べて異なる夕焼け空

君の朱色は
暗闇に負う事無く
苛立つ程緩慢に
怯える程確実に
ゆっくりと、僕の
世界を染め上げる

真実
僕が統べて遮断した
故意なのか事故なのか
しかし事故と云うには
余りにも…

白い君の顔が
どんどん
歪んでいくよ

嗚呼
これはきっと罰
君の顔が歪むんだ


歪むんだ、君が