機械仕掛けの人形
罪だけを背負って
紅い血を流す


『愛して』

口から溢れたメロディは
繰り返しそう嘆いた
感情なんて無いのに


きっとあの人形は
王子のキスで目覚めると
信じてるんだろう


『くちづけをください』

『感情をください』


既に自我が有る事に
彼女は気付かぬまま
目覚めのキスを待ち続けた