初秋が来た 木枯らし待つ
紅灯が濡れては 日差しの温度
影に隠れ 柵に消えた

邪魔者だね 臆病だね
嘘にすら眩む木枝になる
暖もり失くした 冬の雪...

窓が曇る 夜空を見上げ
寒さに凍え 夢に浸る
涙も涸れてしまったのは?
理由を追って静かに眇を閉じた

言葉遊びに耽り 答を捜す
見つけられない様に 悪戯した
自分の手を憎んで 剥がしていても
独りきりが変わる筈ないのに
過ちを掴んでは 擦り付けたり
呼吸を停止させては 切り刻んだり
痛みや苦しみという 植物に
また水をあげて育ててしまった

あなたにただ気付いて欲しかったの
あたしに心を教えてくれたよね
冷たくなる身体を救って欲しかったの
あの日の風が吹き始めたよ...

(此の侭で御免なさい
又会えますように)